ここから本文です

<選抜高校野球>甲子園の怖さを痛いほど味わった多治見

毎日新聞 3/20(月) 19:33配信

 ○報徳学園(兵庫)21-0多治見(岐阜)●

 0-21。甲子園の怖さを痛いほど味わった。

【写真特集・報徳学園vs多治見】試合の模様を多数の写真で

 2点リードされて迎えた三回の守り。無死一塁で多治見の三塁手・岡井の前に飛んできた打球は、いつもなら難なくアウトにできた。併殺を狙おうとしたが、一塁走者の足が思ったよりも速かった。「しっかり投げないといけない」という焦りが、送球を狂わせた。大きく二塁手の頭上を越えて、一塁走者が一気に生還した。

 立ち上がりから相手打線の重圧を感じていた先発・河地にも失策が響き、3連打を浴びるなどした。そこで再び岡井に打球が飛んできたが、思うように足が動かず、二塁への送球は低くそれて失策となり、傷口を広げた。この回だけで、計8失点。岡井は「エラーで負けて申し訳ない」と声を震わせた。

 昨秋は河地の打たせて取る投球と堅い守りで、岐阜大会で優勝を果たした。だが、初の大舞台では浮足だったまま、失点を重ねてしまった。

 「野球の点差ではない」と涙をぬぐった岡井。痛感した力の差を埋めるための日々がここから始まる。【長田舞子】

最終更新:3/21(火) 9:11

毎日新聞

Yahoo!ニュースからのお知らせ