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<日独首脳会談>「日米欧の連携強化が重要」で一致

毎日新聞 3/20(月) 23:23配信

 【ハノーバー(ドイツ北部)古本陽荘】ドイツを訪れている安倍晋三首相は20日昼(日本時間同日夜)、ハノーバーでメルケル首相と会談した。両首相は「自由で開かれた国際秩序こそが平和と繁栄の礎」との認識を共有。安倍首相は会談後の共同記者会見で、5月にイタリアで開かれる主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)に関し、「共通の価値に基づくG7が結束して国際社会の諸課題に取り組むことができるようG7各国首脳と協力していく」と述べた。

 会談では、日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)の大枠合意に向け連携していくことを確認。安倍首相は会見で「保護主義の動きが大きくなっていくなか、日EUのEPA交渉の妥結は世界に対する象徴的なメッセージとなり、重要だ」と語った。両首相はトランプ米大統領に関しても意見を交換。「国際秩序に対する挑戦に直面するなか、日米欧が従来以上に連携強化を図ることが重要だ」として、国際秩序の安定に向けて米国の関与が必要との考えで一致した。

 地域情勢に関しては、「東アジアと欧州における一方的な現状変更の試みは国際秩序を揺るがす大問題だ」との見解で合意。北朝鮮の核・ミサイル開発については首相が現状を説明し、「新たな段階の脅威」との認識で一致した。

 安倍首相は「強い欧州を支持する」との考えを伝え、欧州の結束に向けメルケル氏の指導力に期待を示した。英国のEU離脱に関連し、安倍首相は企業の経済活動に影響を及ぼさないよう協力を要請した。

最終更新:3/21(火) 0:28

毎日新聞

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