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2月生乳生産量 7カ月連続前年割れ 台風の影響長期化 北海道30万トン下回る

3/20(月) 7:00配信

日本農業新聞

 中央酪農会議(中酪)は、2月の指定団体の販売受託数量(生産量)をまとめた。全国の生産量は前年同月比5.1%減で、7カ月連続で前年を下回った。16年度通期の前年度割れが確実となった。主産地、北海道の生産低下が影響しており、中酪は「回復は夏以降」とみる。

 2月の全国の生産量は54万2615トン。北海道は前年同月比5.3%減の28万8665トンと、昨夏の台風被害の影響が長期化し、3カ月ぶりに30万トンを割り込んだ。都府県は5.0%減の25万3950トンだった。

 昨年4月~今年2月の累計生産量は、全国で644万8387トンと前年同期比0.8%減。16年度通期の前年度割れは確実だ。北海道は0.2%減の347万2062トン、都府県は1.6%減の297万6325トンだった。

 用途別では、1月は前年同月比3%増だった飲用向けが、生産量全体の低下に伴い1.8%減った。北海道では飲用への仕向けが7.6%増えたが、都府県は4.2%減だった。

 脱脂粉乳・バター向けは飲用への仕向けが多くなったことから、17.4%減と大きく減少した。一方、チーズ向けは、8.6%増と前月に引き続き伸びた。前年は不足するバターへの供給を優先し、チーズ向けが大きく落ち込んでいた。

日本農業新聞

最終更新:3/20(月) 7:00
日本農業新聞