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メジャー復帰した田原俊彦、芸能界から干された原因と再浮上した理由

3/20(月) 11:00配信

AbemaTIMES

 歌手の田原俊彦(56)が、約11年ぶりにメジャーレーベルに復帰し、6月発売のニューシングルをユニバーサルミュージックから発売するとファンクラブイベントで発表した。

 田原がメジャーレーベルから作品をリリースするのは2006年7月に発売したシングル「ジラシテ果実」以来のことで、自主レーベルから12枚のシングルリリースを経てのメジャー復帰が実現した。楽曲は現在レコーディング中で、勢いのあるロックチューンになる予定だという。

 8月下旬から10月下旬にかけては全国ツアーも予定しているといい、「今年もまだまだ、歌って、踊って、暴れてやろうと思っています」とメジャー復帰に関して自信をみなぎらせている。

 80年代のトップアイドルだった田原俊彦が、1994年に個人事務所を設立しジャニーズ事務所から独立して以降、芸能界から干されたと伝えられて久しい。テレビから消えたとされる期間はおよそ17年にも及び、ドラマやバラエティに引っ張りだこだったことを考えればあまりにも長い年数だ。

 そのカギを握るのが、有名な『ビッグ発言』だ。これは、1994年2月の田原俊彦の長女出産に関する記者会見での一コマで、当時、マスコミとあまりいい関係でなかったとされる田原は、通例だった結婚会見もせずプライベートなことも明かさずにいた。しかし、それが裏目に出て、実家まで押しかけられたり、妊娠中の妻が追いかけまわされ母子が一時危険な状態になったりと、プライベートが一切ない異常事態に追いやられていたという。

 このようなマスコミの行き過ぎた取材が、田原をよりマスコミ嫌いにさせ対立が深まった。そして、出産会見の冒頭、「子供や奥さんのことは追いかけ回すのを止めて欲しい、その代わり自分は仕事上、多少追いかけられ記事にされても構わない」という旨の発言を述べた。

 しかし、この発言や記者の質問に丁寧に答えている部分はカットされ、ある種リップサービス的に発言した「何事も隠密にやりたかったんだけど、僕くらいにビッグになっちゃうと、そうはいきませんけどね」という発言のみクローズアップされるように編集され、『ビッグ発言』として大きく取り上げられた。この発言をきっかけに、マスコミや世間が田原を激しくバッシングし、以来、仕事が激減した田原はテレビから姿を消した。

 田原俊彦は、『ビッグ発言』以後、仕事を干された状態に陥ったものの、そのまま消えることはなかった。時代のニーズに応えるような新しい手法のビジネスを開拓。自前でインターネットネットラジオを開設し、一時リスナーは25万人以上に上ったという。また、アイドル時代からの根強いファンがおり、毎年欠かさず行い続けているコンサートやディナーショーを開くとなればチケットは見る間に売れ、一緒に旅行に行くプランを実施すればすぐに完売状態になった。このような地道なファンへのアピールもあって、田原はテレビから干されても消えなかった。

 そして2011年、TBS系列の情報バラエティ番組『爆報! THE フライデー』に出演したことが再ブレイクのきっかけとなる。一世を風靡した芸能人の現在を紹介するこの番組に、当初はゲストとして出演した田原だが、『ビッグ発言』の真相を明かしたことが大きな反響を呼び、以後はスペシャルMCとしてレギュラー出演。VTRで出演した「懐かしの有名人」とのエピソードを語る役割を担っている。

 現在では、多くのバラエティ番組に出演し、持ち前のサービス精神からか下ネタ発言を連発する田原は「生放送がダメな人」「テレビがダメな人」と芸人たちにもイジられている。タレントとして復活した田原俊彦の歌手としての今後の活躍に期待したい。

最終更新:3/20(月) 11:00
AbemaTIMES