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富津・金谷ステーション開設 観光案内、移住相談を柱に

3/20(月) 10:39配信

千葉日報オンライン

 富津市の地方創生を推進するNPO法人「オール富津情報交流センター(AFICC)」は19日、観光案内や移住相談を一体的に受け付ける南部観光ビューロー「金谷ステーション」を同市金谷にオープンさせた。同法人は、起業などを支援する北部ビジネスビューロー「イオンモール富津ステーション」を2月10日に開設しており、地方創生に向けた市内の南北2拠点が完成した。

 同法人は、国の地方創生加速化交付金7730万円を活用し事業を展開。観光が売りの同市南部地区と、生活利便性が高い同市北部地区に、それぞれの強みを生かした拠点を整備し、市内全体に新たな人の流れを作ることを目指している。

 南部地区の拠点となる金谷ステーションは、昨年8月まで営業していた旧温泉宿「金泉館」の1階部分を改装した。金谷地区の強みである観光に関する情報案内や、移住相談の窓口を一体化した他、コワーキングスペース、カフェを併設する。レンタサイクルも用意する。開設に約3千万円を投入した。2階部分は、別法人が手掛けるゲストハウスとして4月10日に開業予定。

 北部地区の拠点である「イオンモール富津ステーション」は、2月10日に同モール内(同市青木)にオープン。起業相談や異業種間ワークショップなどを開催する。

 同法人は南北2拠点を軸に、収益性と継続性のある観光・体験イベントや各種事業を展開し、地域の活性化につなげる。鈴木裕士理事長は「観光で来た人に地域の魅力を体験してもらい、仕事や移住、定住に結びつけたい。今後どう運営するかが勝負」と意欲。高橋恭市市長は「点として存在していた市の魅力を面に広げたい」と意気込んだ。