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「住宅ローンの繰上げ返済」で損する人も 借り換え効果をシミュレーションしてみました

3/20(月) 9:10配信

マネーの達人

60歳までに完済したいと考えるのは正しい考えだが

住宅を購入するとき、ほとんどの人が住宅ローンを組まれていると思います。

最近はネットを使えば繰上げ返済の手数料を無料としているケースも多いため、繰り上げ返済をされている方も多いでしょう。

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年齢や金融機関にもよりますが、多くの住宅ローンは最長設定期間35年、80歳までに完済が条件になります。

最近は晩婚化が進んでいる影響で住宅の購入年齢も以前より高くなっているのではないかと思われます。

しかしながら給与収入が見込めるのは65歳くらいまで。

住宅ローンが定年後も続く場合には、できれば収入が大きく減ると思われる60歳までに完済したいと考えるのは正しい考えだと思います。

中には「なるべくはやく借金は返済したい」、「返せるときに返す」と早いペースで繰上げ返済をする人がいます。

今日のコラムでは、繰上げ返済が必ずしも最良の策ではないことがある、ということをお伝えしたいと思います。

今は空前の低金利

2016年8月、フラット35の金利が史上最低の0.90%となりました(21年以上、融資率90%以下)。今は少し上がり1.12%(2017年3月)となっています。

グラフをご覧ください。(変動金利や固定期間選択型のローンではもっと安い金利もあります。)

この金利の状況を見て思うことは「借り換え効果がある人がたくさんいるだろう」ということです。

以前から

・ 返済期間が10年以上残っている
・ 現在の借入金利よりも1%以上下がる

この二つの条件を満たすと住宅ローンを借り換えることで効果が出る目安といわれていました。

4年前にはまだ2%に近い金利でした。4年前に住宅を購入した人ならばまだ30年くらいローンが残っていてもおかしくありません。

8年前には3%くらいの金利がついていたわけですが、その頃ローンを組んだ人の中にはまだ25年以上返済期間が残っている人もいるでしょう。

10年くらい前に変動金利でローンを組んだ人の中には優遇金利期間が終了し、現在の借入金利が2%に近い人も多いと思います。

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最終更新:3/20(月) 9:10
マネーの達人