ここから本文です

藻谷浩介さんが語った高齢社会対策 バスやモノレール利用の勧め

3/20(月) 10:30配信

沖縄タイムス

 【那覇】なは市民活動支援センター主催の講演会「地域創生に必要な市民活動とは」が13日、市銘苅の同センターで開かれた。日本総合研究所の藻谷浩介主席研究員が講師を務め、県内外で進む高齢者の急増と生産年齢層減少の現状などについて講演した。まちづくりに関心のある市民ら約30人が参加した。

 藻谷氏は2010~15年の県の総人口の推移を提示。約4万人増えた人口のうち、0~14歳の子どもは1%の微増、15~64歳の生産年齢人口は0%だが千人の微減、65歳以上の高齢者は16%増と説明した。

 一方で、約51万人増加した首都圏の総人口の推移は0~14歳が2%減、15~64歳は3%減、65歳以上の人口は18%増と紹介し、現役世代減少や高齢化問題はより深刻だと強調した。

 高齢者の増加で直面する課題解消について、「『きょういく』(今日行く所)と『きょうよう』(今日やる用事)のある高齢者を、いかに増やすか考えてみてほしい」と述べた。

 具体的な対応として、バスやモノレールなど公共交通の利用促進の必要性などを挙げ、「高齢者だけでなく、外国人観光客の需要にも応えるはず」と語った。このほか現役世代減少の対処として地産地消の促進、貧困支援の拡充なども挙げた。

最終更新:7/23(日) 13:55
沖縄タイムス