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東南アの拉致疑惑に再脚光 マレーシア国営通信が配信

産経新聞 3/21(火) 7:55配信

 【シンガポール=吉村英輝】北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件を受け、マレーシア政府が拉致問題にも関心を向けるのではないかとの期待が関係者の間で高まっている。マレーシア国営ベルナマ通信は20日までに、事件が約40年前に起きた拉致疑惑に「再び光を当てた」とする記事を配信した。

 記事は「(今回の殺害事件と拉致疑惑の双方に)北朝鮮の工作員が背後にいるとみられ、最高指導者からの指示によるとされるという、不思議な共通点を共有している」と指摘した。

 拉致疑惑とは1978年8月、自称「日本人」の男2人が派遣会社を通じ、シンガポール沖合での船上パーティーに当時19~22歳のマレーシア人女性4人と当時24歳のシンガポール人女性の派遣を依頼し、女性らが船ごと行方不明になったとされるもの。

 日本人拉致被害者の曽我ひとみさんの夫、ジェンキンスさんは2005年、行方不明になったマレーシア人女性1人の写真について「1980~81年に目撃した平壌の遊園地の売店で働いていた女性と似ている」と証言した。

 東南アジアでは、78年にマカオで北朝鮮に拉致されたとされるタイ人被害者、アノーチャー・パンチョイさん=拉致当時(23)=がいる。「北朝鮮に拉致された人々を救援する会チェンマイ」の海老原智治代表は「マレーシアの政府や市民に、北朝鮮による拉致被害者救出への関心を高めてほしい」と話している。

最終更新:3/21(火) 9:22

産経新聞

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