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バレンティン「メジャーでもう一度やれると思う」WBCで驚異の打率・615

デイリースポーツ 3/21(火) 23:06配信

 「WBC準決勝・オランダ3-4プエルトリコ」(20日、ロサンゼルス)

 オランダが延長十一回、タイブレークの末、プエルトリコにサヨナラ負け。13年の前回大会に続き、2大会連続で準決勝で敗退した。オランダの4番、バレンティン(ヤクルト)は初回の先制2ランを含む3安打2打点の活躍を見せたが、惜しくも涙をのんだ。

【写真】バレがキレた!延長十回、頭部付近への投球で両軍乱闘寸前

 なかなか顔を上げることができなかった。試合後のクラブハウス前の通路。ユニホームのまま姿を見せたバレンティンは「僕たちはよく戦った。勝ちたかったけど、厳しい試合になってしまった」と悔しさをにじませた。

 2次リーグは日本と同じE組で2位。2大会連続で準決勝進出を決めた。バレンティンは大会を通じて好調を維持し、2次リーグは打率・591でMVP受賞。この日も三塁打が出れば、サイクル安打達成となるところだったが、延長十回の打席は見逃し三振だった。

 三振に倒れたその打席では感情をあらわにする場面もあった。

 2ボールからの3球目が顔面付近に抜けた瞬間、表情を変えてマウンド上のディアズに向かって自分のこめこみを指差しながら言葉を発した。「わざとだとは思わなかったけど、みんな感情的になっていた。必死にプレーしていればああいうことはある」。試合終了後は冷静に話したが、一時は両軍ベンチから選手たちが飛び出し、一触即発状態となった。

 チームは敗れたが、自身は出場7試合で打率・615、4本塁打、12打点と驚異的な数字を叩き出した。米メディアからは将来について問われると、バレンティンは「メジャーでもう一度やれるといつも思っている」と、09年を最後に遠ざかっているメジャー復帰に自信をのぞかせた。

 八回の守備では右翼線側の席に飛び込んだファウルフライを追った際に左つま先を強打。駆け寄ったトレーナーにプレー続行の意思を示し、フィールドに立ち続けた。「僕たちが母国のために戦うことはいろんな意味をもつ。その姿に刺激を受けた子供たちが4年後、8年後にこの大会でプレーしてくれることを願っている」。前を見据えて話すバレンティンの顔はとても誇らしげだった。

最終更新:3/22(水) 9:49

デイリースポーツ

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