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そのスーツ、どこで買ったと? 福岡市の中心部・天神で「シュッとした」男性に直撃

3/21(火) 10:02配信

qBiz 西日本新聞経済電子版

 新生活を迎える春。転勤や就職を機に福岡で暮らす皆さんは、スーツを新調する機会もあるかもしれない。かくいう私は、12年の社会人生活でスーツを買ったのは4着だけ。最後に買ったのは6年前で、流行にも体型にも合わなくなってきた。さすがにまずい。職場がある福岡市の中心部・天神で買うとしたら、どこで、どんなスーツを買えばいいのか。街に出て、聞いてみることにした。

【お店に突撃編】細くて着やすいスーツは? 腹のぜい肉隠せるか いざ試着

■取材を断られまくる

 2月末、平日の天神の路上。サラリーマンの昼食時間や退勤時間に合わせて聞き込みを始めた。ターゲットは20代から30代のスーツの男性。自分に欠けている「さわやかな」「シュッとした」雰囲気の方を狙う。「すみません、西日本新聞です。そのスーツ、どちらで買いましたか」。どれくらい、取材を断られただろうか。拒否に次ぐ拒否。それもそのはずだ。カメラを持って、若い男性ばかりに声をかける男。怪しいに決まっている。「すみません、信用していないわけじゃないんですが、名刺を見せてもらってもいいですか」と丁寧に尋ねられることもあった。

 予想よりも、天神にスーツ姿の若い男性は少ないことも相まって取材は難航した。商業都市なので勤務先がアパレルや飲食店など多様なせいだろうか。スーツと思って近づくと、「ジャケパン」スタイル(異なる生地や色の上下を組み合わせる)だった、ということも多かった。100人近くは声をかけたと思う。ほとんどに断られる中、不審人物のインタビューに応じてくれた心優しい紳士たち、写真まで撮らせてくれた“神様”のような方々の声を紹介したい。

 街で聞いた、スーツの購入条件やこだわりには共通項があった。

その(1)は「細身」で「着やすい」こと。

※かっこ内は発言者の職種

 「肩幅があって体格が大きいので、スリムでぴったり目のものを選んだ」(営業)

 「細くてシュッとしている方が、社外でお客さんに会うときの受けがいい」(事務)

 「着たときの肌触りを重視。ごわごわしているのより、肌になじむものを」(事務)

 「自分の印象が悪ければ商品が売れない。とにかく印象を良くしたい。肩の動かしやすさ、着やすさも大事」(販売)

 話を聞けた方のスーツは、黒や紺の無地、ストライプなどで、あまりバリエーションは多くなかった。色や柄をこだわりに挙げる方はいなかった代わりに、「サルエルパンツ風」「くるぶしを見せる」など、シルエットにこだわる声が多かった。ちなみに、サルエルパンツはイスラム文化圏の民族衣装が原点とされ、股下が深くパンツの裾が絞られたデザインのものです。

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