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意思決定を楽にする6つの研究結果

3/21(火) 8:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

決断を下すのは難しい。

心理学者は、意思決定は目に見えないものに影響され、選択をすれば短期的には幸福を感じることができるものの、選択を繰り返すと不幸を感じやすくなることを発見した。

【画像付記事は、こちらからご覧いただけます】

これらの意思決定に関する深い洞察をTEDから得ることができる。TEDトークで紹介された6つの研究結果を見ていこう。

1. 難しい選択をポジティブに捉える

哲学者のルース・チャン(Ruth Chang)は2013年、「人は優劣をつけがたい2つの選択肢で悩むことがよくある」と説明した。

人は難しい選択を重荷と感じがちだが、チャンはそれを主体性を取り戻す貴重な機会と捉えるべきと主張する。難しい選択肢の例として、「田舎暮らしと都会暮らし」「ヘルシーな朝食と糖分の多いシリアル」を挙げた。

学び:難しい選択を迫られた時は、自分のアイデンティティを固める機会として歓迎する。

2. 成功のかぎは、やり抜く力

ペンシルバニア大学の心理学教授、アンジェラ・リー・ダックワース( Angela Duckworth)は、困難な状況になっても挑戦し続ける力「グリット」に関する研究結果を発表した。

ダックワースはグリットは数多くの分野で、個人およびキャリアの成功において、IQ以上の重要な指標であることを発見した。

そしてグリットを育てるための最良の方法は、「成長思考」を育むことだ。成長思考とは、置かれている状況を永続的なものではなく、変えることができると思える思考だ。

学び:状況が厳しくなってきた時が、成功への出発点。「やめるべき」というサインではない。

3. 選択のパラドックスについて

スワースモア大学の心理学者、バリー・シュワルツ(Barry Schwartz)は2005年のTEDトークで、スーパーのサラダドレッシングの数から、ショッピングモールのファッションスタイルに至るまで、「人はできる限り多くの選択肢を持つべきだ」という誤った考えにとらわれている、という研究を紹介した。

事実、細かい選択も積もり積もれば疲弊する。これは「決断疲れ」と呼ばれ、家庭・仕事にかかわらず、重要な決定の質を落とす可能性がある。

学び:意図的に選択肢の数を制限する。

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