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<話題>業種別株価指数でゴム、海運が上昇率上位、業種に温度差があるなかトレンドフォローか逆張りか

モーニングスター 3/21(火) 9:30配信

 TOPIX(東証株価指数)が13日に昨年来高値となる1578.51ポイントを付けたあと、17日終値は1565.85ポイントで取引を終え、高値圏で堅調な動きを示している。同指数は年明け後に、弱含みで推移し1月18日には、直近安値となる1495.03ポイントまで調整する場面も見られたが、下値を切り上げる動きが継続しており、今後も堅調な展開が期待される。

 TOPIXは、直近安値を付けた1月18日終値1513.86ポイントから3月17日終値1565.85ポイントまで約3.43%上昇した。東証業種別株価指数との比較で、同指数を超える上昇をみせている業種は19業種あり、上昇をけん引する格好となっている。上昇率の上位には、ゴム、海運、保険、非鉄金属、ガラス・土石が顔を出している。ゴムは、タイヤメーカーが原材料価格の上昇を受け出荷価格の値上げに進むと報じられ、採算の改善が期待されたようだ。海運は足元でバルチック海運指数が上昇していることを反映。保険は、株価の上昇による評価額増を織り込んでいるようだ。

 一方、上昇が下位にとどまっているなかでは、電気ガス、不動産、鉱業などが下落している。電気ガスは今月の初めまで原油価格が高止まりしていた影響を受けたとみられる。不動産は、首都圏におけるマンション販売が伸び悩んでいることが警戒されたもよう。鉱業は足元での原油価格下落を警戒しているようだ。

 今後も強い業種に付くトレンドフォローの戦略を取るか、出遅れた業種を拾い上昇に備える逆張りか、投資スタンスにより使い分けたい。

 上昇率上位(%)
 ゴム     13.9
 海運     11.6
 保険     10.6
 非鉄金属    9.7
 ガラス・土石  9.2

 下落率上位(%)
 電気ガス   -5.5
 不動産    -2.6
 鉱業     -1.8
 陸運     -1.7
 その他金融  -1.7

(モーニングスター 3月17日配信記事)

最終更新:3/21(火) 9:30

モーニングスター

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