ここから本文です

ファンタジー、サバイバル、日常系まで!意外と傑作揃いな“南極”映画

3/21(火) 19:10配信

dmenu映画

いまや春映画の定番となった「映画ドラえもん」シリーズ。恐竜時代や宇宙空間、さらに魔界とさまざまな場所で冒険を繰り広げてきたドラえもんとのび太たちですが、3月4日公開された『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』では、タイトル通りに南極が舞台となっています。

しかも映画では10万年前の南極にタイムスリップ、さらに氷の下に閉ざされていた都市遺跡を見つけ、そこで地球凍結の危機をめぐる冒険を繰り広げます。

日本に暮らしていると南極はとんでもなく縁遠い場所ですが、これが映画へ目を向けてみるとメガヒット作からミニシアター系ロングラン作まで、意外にもこの大陸を舞台にした作品が豊富なのです。

『南極物語』:3年間の極寒ロケを敢行

メガヒットした南極映画といえば、高倉健主演の『南極物語』(1983年)でしょう。昭和33年、諸事情で南極に置き去りにされたタロ、ジロをはじめ15匹の犬を待ち受ける運命を活写した実話ベースの超大作です。

寒さや飢え、シャチやアザラシの襲撃に立ち向かっていく犬たちのサバイバルもさることながら、彼らと家族のような絆で結ばれながらも無人の基地に残していかなければいけなかった越冬隊員の苦悩を見つめたドラマ、約3年を費やした北極・南極ロケで捉えられた荘厳な風景の数々は見応え満点です。

ちなみに本作は、2006年にハリウッドでリメイクされています。邦題は同じく『南極物語』ですが、ストーリーや結末が若干違い、ロケもカナダなどで行われているため、日本版とは異なる“南極”が映し出されています。

『南極料理人』:和洋中、南極でごちそうがいっぱい!?

同じ南極が舞台の日本映画でも、ガラリとテイストが変わるのが『南極料理人』(2009年)。南極の中でも豪雪地帯にあるドームふじ基地の観測隊員の日常を、食という観点から描いています。

観測隊員の調理担当・西村淳役は、NHK大河ドラマ「真田丸」(1981年)の堺雅人。同作では冷静沈着な真田幸村を熱演していますが、こちらでは隊員の心とお腹を満たす料理を作ろうと試行錯誤する温かな姿を見せてくれます。

食材は缶詰、もしくは冷凍か乾燥されたものという制限にも関わらず作られていく、エビフライ、ステーキ、中華、フレンチ、手打ちラーメンといった多種多彩な料理にも目を奪われてしまいます。原作者でもある西村氏本人の出身地・北海道網走を南極に見立ててロケを敢行しているのもユニークですね。

1/3ページ

最終更新:3/21(火) 19:10
dmenu映画