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ワウリンカが笑うフェデラーへ友情のこもった罵り言葉 [男子テニス]

3/21(火) 12:00配信

THE TENNIS DAILY

 アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズで開催された「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/本戦3月9~19日/賞金総額699万3450ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝。

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 ロジャー・フェデラー(スイス)はほかのテニスプレーヤーやテニスファンたちの間で、プロ選手の中においてもっとも“いいやつ”のひとりという評判だ。

 スタン・ワウリンカ(スイス)が決勝でフェデラーに4-6 5-7で敗れたあと、コート上で観客に向けて涙ながらのスピーチを行っているとき、フェデラーはコートサイドで笑みを浮かべていた。

「ロジャーを祝福したい」

 同胞であり、友人でもあるフェデラーのほうにちらりと視線を投げながらワウリンカは言った。

 すると、「彼は笑ってやがる。“いけ好かないやつ”だ。でもいいさ」

 ワウリンカは涙をぬぐい、長い一週間のあとで疲れていたのだと言って観客に詫びた。

 フェデラーは、ただワウリンカを元気づけたかっただけだと言う。

「彼が僕のほうを見たとき、悲しそうな顔を彼に見せないようにしたんだよ」とフェデラーは言った。「僕は『大丈夫だ。すぐに気分はよくなる』という思いを込めて彼に笑顔を投げ、彼に辛いことを忘れさせることができれば、と思ったんだ。僕はそれに成功したよね」。

 これまでの人生で、あの“罵り言葉”(嫌なやつという意味だが、俗語で大の親友という意味もある)を投げられたのは初めてかと聞かれるとフェデラーは、「以前にも何度も聞いたことがあるよ」と冗談ぽく言った。

「だからそれを僕は褒め言葉ととったんだ」と彼は微笑んだ。

「いつも周りにカメラがあるわけじゃないから、僕はときどきあの言葉で呼ばれる。結構頻繁にね。コート上では初めてだ。いい気分になったよ」。(C)AP (テニスデイリー/THE TENNIS DAILY)

Photo: INDIAN WELLS, CA - MARCH 19: Stanislas Wawrinka of Switzerland cries during a trophy presentation after losing to Roger Federer of Switzerland in the mens final during day fourteen of the BNP Paribas Open at Indian Wells Tennis Garden on March 19, 2017 in Indian Wells, California. (Photo by Kevork Djansezian/Getty Images)

最終更新:3/21(火) 12:00
THE TENNIS DAILY