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春告げる黄色の花、自生したフクジュソウ咲く 長野・松本市

3/22(水) 16:35配信

THE PAGE

 山里の春を告げる「福寿草まつり」が長野県松本市四賀で21日まで開かれ、県内外からの来場者でにぎわいました。古来から自生しているフクジュソウの群生地として全国にも知られており、田畑から続く斜面は鮮やかな黄色の花のじゅうたんに。花はあと1週間ほど持つ見込みです。

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3月末まで咲く見込み

 群生地は松本市四賀の赤怒田(あかぬた)地区の丘の北側斜面一帯約1.5ヘクタール。花を咲かせているのは約50万株といわれ、19日の日曜日は花のピークを迎えました。

 実行委員会の金井保志(やすし)副委員長によると、花は原生種のエダウチフクジュソウで古くから自生。住民が貴重な存在であることに気付いて保護に乗り出し、福寿草まつりは今年で25回目。

 金井さんによると、エダウチフクジュソウは朝から太陽を追って花の向きを変え、夕方に花を閉じます。南向きの斜面では育ちにくく、太陽の光が微妙に変化して射す北側斜面を好みます。自生地以外では育たず、「四賀地区からほかの土地に持ち去った人も育てられなかった」と金井さん。

 実行委によるとフクジュソウは「元旦草」とも呼ばれ、昔から正月を飾る花として親しまれてきました。2~3週間咲き続けます。

 福寿草まつりは21日までで、群生地の近くに飲食店やジビエ料理の店などが開かれました。フクジュソウは、まつり終了後も3月末近くまで咲く見込み。会場は長野道松本インターから車で30分、安曇野インターから20分ほど。問い合わせ先は四賀むらづくり株式会社(電話0263-64-4447)。

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■高越良一(たかごし・りょういち) 信濃毎日新聞記者、長野市民新聞編集者からライター。この間2年地元TVでニュース解説

最終更新:3/23(木) 5:31
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