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マセラティ レヴァンテ、優雅な美しさの中に潜む猛獣の爪[試乗]

3/23(木) 14:50配信

オートックワン

魅惑のイタリアン+リア充必須アイテム”SUV”=超!気になる存在

マセラティ、おまえもか。

そう思いつつもあの独自のイタリアン・エロな世界観を、あらゆるオケージョンをカヴァーするリア充パッケージ”SUV”で味わえるなんて、そんな欲張りな夢叶えてもらってもいーんですか!?みたいに飛びついた人は多いらしくて、私にも「あのでっかい“マセ”、どうだった?」と肉食男子からの問い合わせが多かったレヴァンテに試乗した。

MASERATI LEVANTE(マセラティ レヴァンテ) フォトギャラリー

いや、見た目に反して意外なほどに草食女子(ほんまです)な私ですら気になっていた。だってイタリア製のSUVですよ。作り込み、完成度、最も気になるのはイタリア勢があんまり得意としない剛性部分。いくらコアシーンを都会に置くゴージャスSUVだからって、やはりSUVだというからにはオフロードに持ってく人もいるんだろうからして、その辺仕上げの帳尻合わせはどこまで仕上がっているのか心配ですらあったのだ。

言うまでもないが、レヴァンテはマセラティが連綿と続く歴史上初めてラインナップに組み込んだSUVモデルだ。

ライバルは当然ポルシェ カイエン、BMW X5、アウディQ7、メルセデス・ベンツ GLE。もちろん、世界中が熱狂するSUVフィーバーでこのカテゴリーに新規参入してきた新進気鋭のジャガー F-Paceあたりも競合となる。

グローバル販売台数増加というシビアな現実問題をクリアすべく、果たしてレヴァンテもいい意味で言えば上質、悪い意味で言えばややマセラティらしさをスポイルし、プロダクトを市場に合わせ込んだ意外な上品さを纏(まと)って、目の前に登場した。

美しさと”エバり”を高次元に融合した大胆マスク

ルックスはご覧の通りの威圧系。この辺のボディデザインの美しさ、威張り感の演出はさすがの手法だ。大胆にして芳醇、まさにイメージするところのイタリア娘そのものののような、あけすけでわかりやすいルックスを叶えている。

大きく開いた開口部、ラジエターグリルはグリルシャッターを備えていて、メカメカしたナカミの具材を停車時などにはきっちりと隠すというギミックも。おかげでマセラティのエンブレム、三叉の鉾トライデントの左右に4本ずつあしらわれた縦のクロムパーツがシンプルな造形を印象付けている。

その左右に繋がる細目のライトが左右いっぱいに張り出して、ローでワイドなスポーティーさを演出した。

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最終更新:3/23(木) 14:50
オートックワン