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サオリン、涙と笑いの引退会見 「悔しい気持ちがなくなった。今は主婦を楽しんでいます」

3/23(木) 10:50配信

バレーボールマガジン

 22日、滋賀県大津市の東レアリーナで、バレーボール全日本代表を長らく支えてきたロンドン銅メダルの立役者、木村沙織選手が引退報告会を行った。

 公式試合最後のNEC戦後は、「絶対泣かないと決めていた」とのことで、笑顔でコートを去った木村だったが、この日は木村らしい天然な回答に自分でつっこんで笑いを誘ったり、時折涙ぐんだりの会見となった。

 引退の理由は、「前ほど負けたり試合に出られなくても『悔しい』という気持ちがなくなったから」。ロンドン五輪で銅メダルを獲り、海外移籍も果たしたことで「やりたいことはやった」と思ったという。今後のことは、「指導者になるつもりはないです。旅行とかも今は考えていません。とにかく、家族との時間を大切にしたい。主婦を楽しんでいます。夜ご飯の買い出しにスーパーにいったり、片付けものをしたりというのが、自分にとってすごく新鮮です。これまでは遠征でホテルにいったら食事が用意されているような日々だったので」と、新婚生活を楽しんでいる様子がうかがえた。

 「お子さんは何人くらい?」という質問に「子どもは大好きなので、2,3人欲しいです。バレー全日本代表になりたいといったら? うーん、考えたこともなかったですけど、そのときそうなったらサポートします。大変だからやめさせようとかはないです。私にとっては大変でしたけど、子どもにとって大変かどうかは分からないじゃないですか」

25日に行われるオールスターが最後のプレーとなる。「毎年開催されていたイベントではないので、どれくらいガチなのかわからないんですけど、楽しみにしています。ファンの方にステッカーを配ろうと思っています」(木村)

 東京五輪には「期待しています」とコメントした木村。幸せな第二の人生を歩んで欲しい。