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農業分野 成果を重視 トランプ大統領宣言

3/23(木) 7:01配信

日本農業新聞

 米国のトランプ大統領は21日、「全米農業デー」に合わせ、農業者らに向けて宣言を出した。米国農業の大切さを指摘した上で、政権として「米国第一」を掲げる通商交渉では「農業分野の成果を重視する」と強調した。

 宣言の中でトランプ氏は「米国の農業は昔の人が考えもつかないほど効率性を高め、大量の農産物を供給するようになった」と、近代的な農業生産スタイルを高く評価した。オバマ政権が進めた白人以外の多様な家族農業の振興や直売所の支援には触れず、大規模農業重視の姿勢がにじみ出ている。

 また、「農業部門は米国の輸出額の10%を占め、数百万人の雇用をしている。米国の明るい未来にとって欠かせない役割を果たす」などと述べ、政権が重視する貿易収支の面でも農業が貢献しているとした。通商交渉では農業分野で成果を挙げる姿勢を示したが、具体的な貿易相手国には言及しなかった。

 全米農業デーは今回が44回目。今年は「農業=命の糧」をテーマに、各地の学校や地域で学習会などの催しが行われた。農業大国の米国でも都市住民などが農に触れる機会が少なくなっている。

日本農業新聞

最終更新:3/23(木) 7:01
日本農業新聞