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クミコ with 風街レビュー、「砂時計」で松本隆とつんく♂初共作

3/23(木) 12:09配信

MusicVoice

 歌手のクミコによるプロジェクト『クミコ with 風街レビュー』が、第2弾シングル「砂時計」を4月19日にリリースする。同曲で作詞・松本隆と作曲・つんく♂の初タッグが実現。この程、初対面を果たした2人はクミコも驚くほど意気投合。松本も「また一緒に作品作りをしたい」と言うほど相性の良さを見せた。

 昨年、16年ぶりにクミコと作詞家の松本隆が本格的にタッグを組み、新進気鋭のシンガーソングライターが楽曲を提供するプロジェクト『クミコ with 風街レビュー』が始動。昨年9月7日に発売された1stシングル第1弾の「さみしいときは恋歌を歌って」の作曲とコーラスをシンガーソングライター秦基博が、「恋に落ちる」の作曲とコーラスをハナレグミの永積崇が担当していた。

 クミコのデビュー35周年企画となる第2弾シングル「砂時計」では、松本とつんく♂が初めてタッグを組む。カップリングには、シューベルトの名曲「セレナーデ」を収録。なお、サウンドプロデューサーとして、第1弾に続き冨田ラボとしても音楽活動をおこなっている、音楽プロデューサーの冨田恵一が参加。

 レコーディングは2月中旬に都内のスタジオでおこなわれた。この日、初対面となった松本とつんく♂は互いに緊張の面持ちながら、レコーディングが始まると、つんく♂はパソコンやスマホを使い、また時には大きなジェスチャーで、積極的にコミュニケーションを取っていた。

 つんく♂は「僕はとても嬉しく光栄に思いました。正直、最低2、3回の修正は覚悟してたんですが、一発OK! の返事が来るまで、松本先生がどう思うんだろう…と、学生の頃のテストの答案がかえって来る時のようなドキドキ感がありましたね。でも、松本先生の歌詞はすごくリズムを感じるので、メロディをつけるのが楽しいです」と初タッグを楽しめた様子。

 さらに楽曲について「この曲、世のOLさんや若いママさんたちにたくさん聞いていただき、そしてカラオケなんかででも歌ってほしいなぁとそう思います」と呼びかけた。

 松本隆は「つんく♂さんと初めて作品作りをしたが、とても相性がいいと思う。メロディーはいい意味で歌謡曲の雰囲気もあり、冨田さんがクールなサウンドをつくってくれたから、温度と湿度の割合が丁度良い感じにできたと思う。また機会があれば、一緒に作品作りをしたいね」と共作を振り返った。

 クミコは「レコーディング現場でのお二人のサジェスチョンが驚くほど似ていたのです。ここで盛り上がりたい、と思う箇所で、『いやいや抑えて抑えて。気持ち良くならない所に悲しみがあるんです』と言うように。驚きました。お二人には、悲しみや美しさに対する共通の地下水脈があるようです」と2人の共通点に驚いた様子を見せた。

 松本とともにクミコの歌唱の細部まで指示をする様子は、初めて組むとは思えない息の合い様で、驚くクミコもその情熱に応えるように、何度も歌を録り直し、楽曲を完成させた。

 4月3日には、松本が生まれ育ち、“風街”の原点となった街・青山にある教会で、第2弾シングル「砂時計」の発売を記念した『クミコ with 風街レビューライブ ~松本 隆の世界を歌う~』を開催する。

 あわせてこのライブに、つんく♂と松本隆も登壇する。なお、同日から「砂時計」が先行配信される。

 クミコ with 風街レビューは、クミコのプロデビュー35周年を記念し、2017年はさらに多くの新曲を産み出していく。また、今夏には松本隆と初タッグとなる作曲家との楽曲を集結させたアルバムを発表する予定。

最終更新:3/23(木) 12:09
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