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【WBC】母がプエルトリコ出身の米国ストローマンが大会MVP 「本当に特別な経験」

3/23(木) 14:45配信

Full-Count

松坂&カノに続くMVP、決勝ではプエルトリコ相手に6回までノーヒットの快投

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝が22日(日本時間23日)にドジャースタジアムで行われ、米国がプエルトリコに8-0で快勝。大会MVPには、この試合で6回までノーヒットに抑えるなど、7回途中1安打無失点と快投した米国の先発マーカス・ストローマン投手(ブルージェイズ)が選出された。WBCのMVPは、第1、2回大会が松坂大輔投手(日本)、第3回大会はロビンソン・カノ内野手(ドミニカ共和国)だった。

第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)侍ジャパン個人成績

 ストローマンはこの試合、ツーシームを主体とした投球で凡打の山を築いた。2回にベルトランに四球を与えるも、続くモリーナは遊ゴロ併殺打。6回まで打者18人で片付ける快投を見せた。打線も力強く援護。7-0で迎えた7回もマウンドに上がったストローマンは、先頭パガンにレフト線への二塁打を浴びたところで降板。ダグアウトへと戻る右腕を、ドジャースタジアムの観衆がスタンディングオベーションで称えた。

 続くダイソンが後続を断ち、ストローマンは6回0/3を1安打無失点3奪三振1四球。米国は8回にも1点を加えて8-0で勝利し、ストローマンが大会MVPに選出された。今大会は3試合に先発。1次ラウンド第2戦のドミニカ共和国で4回2/3を3安打無失点4奪三振も、2次ラウンド第2戦のプエルトリコ戦では初回に6連打を浴びるなど4回2/3を8安打4失点。しかし、決勝でプエルトリコに“リベンジ”し、3試合に登板して、1勝1敗、防御率2.35の成績だった。

 ストローマンはプエルトリコ出身の母を持ち、今大会はプエルトリコ代表としての出場も可能だった。しかし、米国代表として戦うことを選択。プエルトリコのファンから自身や母親に対する中傷もある中、2次ラウンド、決勝と“直接対決”で2試合に先発した。最後は運命の一戦で快投。試合後の場内インタビューで「本当に特別な経験だった」と喜びに浸ったストローマン。心ない声にツイッターなどで怒りの声を上げることもあった右腕が、大仕事をやり遂げた。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:3/23(木) 14:47
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