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【WBC】米国、スター軍団が自己犠牲と絆で掴んだ初V「オレ、オレ、オレではない」

3/23(木) 21:32配信

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米紙が特集、悲願初Vの裏にあったものとは? エゴを捨てたスター軍団は「まさに共同体」

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝が22日(日本時間23日)にドジャースタジアムで行われ、米国が8-0でプエルトリコに快勝。準決勝で侍ジャパンを破って初の決勝進出を果たした米国にとっては待望の世界一となったが、悲願達成の裏には、チームUSAのスターがエゴを捨てて今大会中に育んだ絆があったという。地元紙「USAトゥデー」が選手たちの数々の証言をもとに報じている。

WBC各大会のMVPとベストナイン

「これからシーズン162試合も待っているなんて信じられないよ。これが僕にとって仲間とのシーズンのように感じている。とても楽しいんだ。みんなと何年間も過ごしたかのようだ。まだ6試合? 信じられないよ。毎試合が生きるか死ぬかの死闘だと、彼らとも密接になる。それが楽しいんだ」

 今大会は不調に苦しみながら、決勝戦では「4番・三塁」で5打数2安打2得点と奮闘したアレナド(ロッキーズ)は、取材に対してこう語ったという。メジャーリーグのスター軍団にとってはオールスター以外で対戦相手のライバルとここまで打ち解ける機会はなかったというが、攻守両面で存在感を見せたアダム・ジョーンズ外野手(オリオールズ)も「このトーナメントで親密になれた。一緒に戦うことでみんなの良さにも気づくことができた。軍隊のようだと思っている。全く知らない人たちと突き進むけれど、どんな人間かすぐに分かるようになる」と独特の表現で回顧。そして、スター軍団がエゴを捨てたことで一体感は増したとしている。

「このチームは融合している。まさに共同体なんだ。誰もが隣の仲間の役に立ちたいと希望している。オレ、オレ、オレではない。クラブハウスでのすべての会話では、常に『オレたち』なんだ。みんな、チームのより大きな勝利のために自己犠牲することを理解しているんだ」

スター選手の数々の証言「毎日一緒にいれば…」「完全に新しい観点ができた」

 絆が深まったことで、仲間の素顔も見れたという。レンジャーズでダルビッシュ有投手の女房役を務めているジョナサン・ルクロイ捕手は、チームUSAで新たな表情を見せたと、記事では伝えている。

「ジョナサン・ルクロイは思っていたのと全く違っていた。フィールドではすごく真剣。あまりおしゃべりもしなければ、他人に話しかけることもないけれど、すごく面白いんだ。皮肉屋な部分もあって、イメージとはだいぶ違っていたね。バスや飛行機、クラブハウスで一緒になれば、仲間のことも学ぶ。自分たちみたいに、毎日一緒にいればね」

 準決勝の日本戦で8回に千賀滉大投手からライト前ヒットを放ち、A・ジョーンズの三ゴロで決勝のホームを踏んだブランドン・クロフォード内野手(ジャイアンツ)の証言だ。

 そして、好敵手に対する敬意を深める機会にもなったようだ。決勝戦で2打数1安打1得点3四死球の成績だったエリック・ホスマー内野手(ロイヤルズ)は、最終決戦で6回0/3を被安打1と圧巻のピッチングを見せたマーカス・ストローマン投手(ブルージェイズ)について語っている。

「プレーオフで対戦したし、フィールドで対戦してきた。彼についてはあまり知らなかった。今は彼がどんな準備をするのか、マウンドでどんな精神状態なのか理解できた。あれはスペシャルだ。恐れるものは何もないんだ。彼に対する完全に新しい観点ができたんだ」

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最終更新:3/23(木) 21:55
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