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ザ・チェインスモーカーズ、「自分たちはアホなパリピじゃない」と新作について語る

3/23(木) 19:51配信

RO69(アールオーロック)

4月7日(金)に待望のファースト『メモリーズ…ドゥ・ノット・オープン』をリリース予定で、2月に公開したコールドプレイとのコラボレーション曲“Something Just Like This”の動画がYouTube公開後24時間で900万回以上再生というリリック・ビデオとしての史上最高記録を樹立したザ・チェインスモーカーズ。しかし、昨年からの驚異的なブレイクに伴って、あまりにも享楽的なイメージが強固についてしまったことに悩んでいることを明かしている。

ザ・チェインスモーカーズは世界各地をせわしなく移動するふたりの日常の一コマをYouTubeに定期的に公開していて、ある意味でこうした動画もふたりのパリピ・イメージを助長しているという。実際には超多忙な日常のうちのほんの一瞬を切り取っているに過ぎないものの、女性の胸にサインをしたり、ライブで1曲追加したら大反響になったり、派手に飲んだり、ボノとたむろしたりと、お気楽で能天気なパリピ・ライフを送っているだけでここ数年の驚異的な成功を手にしたと思われていることに閉口しているとNME誌に語っている。

さらにビルボード誌に昨年掲載された表紙記事では、おもしろおかしく紹介してほしいという思惑からふたりが正直に対応したものの、享楽的で世間ずれした世渡り術ばかりが記事では強調されたため、イメージがなおさら悪いものになったと説明している。

たとえば、アレックスの「『なんでこんなに自分たちは大金を稼ごうとしてるわけ?』って考えることになるじゃん? それはよりそそられる女の子と付き合いたかったからだよね。どうしてもモデルと付き合ってみたかったんだ」という発言が決定的なイメージを植え付けることになったという。

今回のNME誌との取材で、こうした1年を振り返ってアンドリュー・タガートは、有名になったこと、以前なら誰にも振り向かれもされなかった自分たちのライフスタイルをみんなが凝視していることなど、経験したものがとてつもなく多かったと説明している。そうしたことが自分たちと自分たちに近い人たちとの関係に影響してくるし、その一方で自分たちと近くなかった人たちが近くなろうとしてくるという問題もあったとアンドリューは振り返っている。

たとえば、昨年のシングル“Closer”などは別れた元カノと再会して感じる後悔をモチーフとしていたが、こうした実体験に基づいたテーマを持った曲が新作では多くなっているとアンドリューは説明していて、最高の瞬間や醜い瞬間や誘惑的な瞬間を描いた曲が揃っていて、聴いたらこれは実は自分のことだと感じる人たちが多いはずだという。

「自分自身が最高とは言えない状態だった時のことを歌って、それを認めること。誰だってね、自分は完璧であるべきだなんて考える必要はないんだよ。自分がおかしてきた失敗を明らかにすることで誰かのロール・モデルになることだって出来るんだよね」とアンドリューは今作のテーマについて語っている。

こうしたシリアスな語りに入った自分たちのモードについてアレックスは次のように説明してみせている。

「この記事を読んでみんなにも、ぼくたちのアーティストとしての役割とか、ぼくたちの本当の性格とかについて、もうちょっと深くわかってもらえれば嬉しいよ。ぼくたちは今、まだグレーゾーンにはまったまんまなんだよね。『よくわからないなあ、こいつらってただのクソバカじゃなかったっけ?違うの?』っていう。本当に保証するから。ぼくたちはクソバカじゃないです」

RO69(アールオーロック)