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森友学園・籠池理事長が証人喚問後に記者会見(全文1)FAXは重要なポイント

3/24(金) 12:18配信

THE PAGE

 学校法人「森友学園」に国有地が鑑定価格よりも大幅に安い金額で払い下げられた問題で、同学園の籠池(かごいけ)泰典氏は23日夜、国会の証人喚問に続いて日本外国特派員協会で会見した。

【中継録画】森友学園・籠池理事長、証人喚問後に外国特派員協会で記者会見

登壇者の紹介

司会:皆さんこんばんは。記者会見にお越しいただきまして誠にありがとうございます。本日、長い間、国会で答弁をなさった、籠池理事長は疲れてらっしゃるのではないかと思いますので、わざわざここに足を運んでいただきまして、誠にありがとうございます。

 本日、国会で証人喚問として出頭し、安倍昭恵総理大臣夫人から100万円が入っている封筒を直に受け取ったというふうに証言をいたしました。それは2015年9月に塚本幼稚園に訪れた際のことだと証言しました。

 本日、菅官房長官はこの事実を否定し、安倍首相、そして昭恵夫人、第三者を通じてもなんらかの、金の受理はありませんでしたとはっきり言いました。記者会見の始まりに、冒頭に、3つの書類を提出する予定だったんですけれども、実は1つに絞りたいと思います。その1つはFAXになりまして、昭恵夫人の秘書から籠池理事長宛てのものです。1つの資料においては個人情報が入っておりましたので、それをぜひ回収したいと思います。もし受け取ってしまった場合はそれを無視していただきたいと思います。破棄していただきたいと思います。

 まず登壇者を紹介したいと思います。中森麻由子さま。そして荻上守生さん、そして山口貴士さん。そして通訳の〓マット・ダグラス 00:26:52〓と、〓メリー・ジョイス 00:26:54〓です。そして特派員協会の理事長である、アザリさん。失礼しました、会長です。

 それでは早速、籠池さんにマイクを渡したいと思いますけれども、冒頭に10分間ぐらいのスピーチをお願いしたいと思います。お願いします。

陳述の内容について

籠池:皆さんこんばんは。今日、私は国会のほうで衆参両院の聴聞会に出てまいりました。たくさんの与党、野党の先生方から質問を受けさせていただいて、できるだけ誠実にお答え申し上げたつもりでありますが、私自身のまだ記憶の不確かさもありまして、自分でもあそこはどうやったかなというふうな、思っている部分も多少あります。

 この事柄というのが2月の8日に勃発しまして、それからもうすでにひと月半ぐらいたっております。大阪の片田舎の豊中という土地の一小学校の事柄で、全国でひと月半も全国中のテレビ、マスコミが追い掛けてくる事件というふうになってしまいました。このことは今、日本人の大多数が持っておりますところの閉塞感、何か圧迫した窮屈なような状態があるのですが、私が今からお話ししようとする事柄についてはその窮屈であるという根源がここにあるのではないかなというふうに思っております。日本語で言うと、訳が分からんことが起こっているなということであります。

 ではそのことについて国会のほうでまず、陳述をいたしました内容のことを読ませていただきながら、また考えていきたいと思います。では。

 まずこのたび、国会で陳述の機会を与えてくださいましたことを深く感謝申し上げます。私は真に日本国のためになるため、日本国のためになる子供を育てたいという教育者としての思いから、今年の4月に瑞穂の國記念小學院を開校できるよう、これまで頑張ってまいりました。教育者としての私の思いにつきまして、安倍首相や昭恵夫人、大阪府議会の先生方をはじめ、多くの関係者の皆さんにご理解をいただきましたことは、今でも本当に感謝しております。

 その一方で多くの皆さまのご期待を受けて舞い上がっていたところも私の中にございました。結果として手続き上の便宜から設計士の助言に従って、工事請負契約書が3種類作成されたこと、幼児教育の現場において指導の行き過ぎなど、もろもろの不行き届きを生じてしまいました。それらの不行き届きについては、自分の至らなさを認めますとともに反省すべき点については反省し、謝りたいと思います。今後は行政のご指導をいただきながら適切に改善を行ってまいります。

 しかし現在、この新しい小学校を開設する手続きについて、各方面から疑問が呈される中で、弁護士からの指示で申請を取り下げました。これまで応援してくれていたと思っていた方々が手のひらを返すように離れていくのを目の当たりにして、自分自身どうしてこうなってしまったんだろうという思いもあります。

 本日はこの問題について私の承知しておりますことを率直に先生方にお話しいたします。真に日本国を支える人材を育てる小学校をつくることは今でも私の夢であります。その名前については、明治維新を担った多くの人材を輩出した松下村塾のことが念頭にありました。同じく長州、山口県出身で、以前から私の教育理念に共感していただいている安倍首相に敬意を表したいと思いまして、当初は安倍晋三記念小学校とするつもりでありました。昭恵夫人にもご相談申し上げてご理解をいただいたものと思っておりましたが、後日、昭恵夫人から、首相のお名前を使うことを遠慮してほしいというお申し出がありましたので、小学校の名前は瑞穂の國記念小學院へと変更いたしました。

 昭恵夫人にも私どもの教育理念を深く理解していただいていると思っております。昭恵夫人には3回にわたって幼稚園にお越しいただきました。ご視察をいただきました。瑞穂の國記念小學院の名誉校長に就任していただいたのは、平成27年9月5日にご講演を賜ったときのことです。そしてその9月5日、昭恵夫人は講演の控室として利用していただいた園長室で私と対面していただきました。同行していたお付きの方に席を外すようにおっしゃったのち、私と二人きりの状態で、1人にさせてすいません、どうぞ、安倍晋三からです、というふうにおっしゃって、寄付金として封筒に入った100万円をくださいました。昭恵夫人はまったく覚えていないとおっしゃっているようですが、私たちには大変名誉な話なので鮮明に覚えておりました。

 また、小学校の設立に関する大阪府への申請では、先にお亡くなりになられましたが、大阪府議会議長を務めておられた畠成章先生から頂戴したご恩も忘れられません。畠先生には森友学園の幹事も務めていただくなどして、いろいろとご指導いただいておりました。畠先生は松井知事、松井大阪府知事のお父さまとも親しい付き合いがあり、松井知事が維新会派をつくるときにも陰ながら助力されていたということで、大阪府の松井知事や府にお力添えをいただけるようお願いしておりました。そのおかげで大阪府の当時の総務部長などにも説明させていただきまして、小学校設置の認可申請では特別な取り計らいもいただいたものだと感謝しております。

 その後、大阪府の中でどのようなやり取りがなされたのかはうかがい知ることはできません。松井大阪府知事や関係者の方々からお話を聞いて、国会や府議会で真相を究明していただきたいと存じます。

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最終更新:3/29(水) 5:46
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