ここから本文です

最新型ゴシックパンクバンドDALLE、初の海外公演となる香港ワンマンでファンに再訪を約束

3/24(金) 11:15配信

エキサイトミュージック

Kozi(Gt / ZIZ、XA-VAT、MALICE MIZER、etc)とatsushi(Ba / deadlies、ex.DEEP~HATE HONEY)とで結成し、2015年11月にヴォーカルにryo(HOLLOWGRAM、KEEL、TAG、ex.9GOATS BLACK OUT)、マニピュレーターにRieu(4.A.D.、deadlies)を迎えて活動を本格化させたDALLE(ダル)。

【この記事の関連画像をもっと見る】

彼らが3月18日(土)、400人を収容する香港のライブハウス「HIDDEN AGENDA」で海外公演『portrait of ambivalence to violenta. at hong kong night』を行った。DALLEが日本国外でライブを開催するのは今回が初で、単独公演は昨年12月の原宿アストロホール公演に続いて2度目。

定刻を少し過ぎた頃、昨年12月に発売した1stアルバム『ambivalence to violenta』でオープニングを飾る、美しく厳かなインストゥルメンタルナンバー「casuality for requiem "sarabande"」に乗せてメンバーが登場。これまで海外に向けて特別なインフォメーションを行ってこなかった彼らだが、集まった香港のファンはDALLEのメンバーを熱狂で迎え入れる。中でもKoziの人気はすさまじく、MALICE MIZERの頃よりKoziを支持する地元ファンは彼が香港を訪れるのをずっと待っていたという。

ライブは「Asphalt」からスタート。もともと洋楽のコピーバンドとして結成され、オリジナル曲はバンド本格活動後から作り始めたという彼らの今現在の代表曲だ。続く「FENCES」もDALLEのオリジナルナンバー。疾走感に満ちた展開に、ryoの艶やかな歌声で、香港のオーディエンスに攻撃的に熱を浴びせ続ける。彼らの3rdシングルで、ゴシックパンクに大胆にクラシカルなストリングスアレンジを施し、バンドの確固たる個性を確立した「witch craft pictures」は香港のファンに人気が高いナンバーだ。

流れが一変したのは「Fire in your New Shoes」でのこと。突如Koziのギターの音が出なくなってしまったのだ。だがそこは百戦錬磨のKoziのこと、肩をすくめ両手をあげて観念するポーズをしたかと思えば、軽やかにステップを踏んでのダンスでアクシデントを乗り切り、オーディエンスを歓喜させた。そしてトラブルを回避しての「exit」「Warshaw」ではより一層キレまくったパフォーマンスを披露、激しさを見せた。また、それに呼応するかのように、atsushiも熱を帯びたプレイでファンを煽りまくり、この日のクライマックスを迎えた。

「ハロー、バイバイ……ハロー、バイバイ…」というryoの切なく悲しい語りかけで本編ラストの「ICU」へ。高い歌唱力に加えて、グロウルやファルセットを多用しての表現力豊かなryoの歌声はDALLEの武器の一つだ。大きな余韻とさらなる熱を生み、アンコールに応えて「Asphalt」を再プレイ。また香港を訪れることを約束し、全16曲からなる香港ワンマン公演に幕を下ろした。

独自の高い美学に彩られた、圧倒的な存在感を放つDALLE。ライブ後のファンミーティングでは、「今後やってみたいコピー曲は?」との質問に、「オリジナル曲を増やしていくと思う」と回答し、今後の活動への意欲をみせるなど、シーンにおいてさらなる存在感を確立していくことが予想される。