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小池都知事、豊洲移転の総合的な判断へ「戦略本部」設置を表明

3/24(金) 18:35配信

THE PAGE

 東京都の小池百合子知事は24日の定例会見で、豊洲移転を総合的に判断するために「市場のあり方戦略本部(仮称)」を庁内に設置する意向を表明した。

【写真】小池知事「地下水の再調査」「豊洲移転の経緯」注視 専門家会議と百条委

具体的な時期には言及せず

 移転を判断する材料の一つとしていた地下水の再調査結果では、前回よりも数値が悪化し、最大で環境基準値100倍のベンゼンが検出された地点もあった。

 同本部では、築地市場、豊洲市場でこれまでに浮上した課題の整理や、都民の理解と納得を得る上で必要な情報の集約などを行う。市場移転をめぐり、小池知事が下す総合的な判断の精度をより高める狙い。昨年11月に発表した行程表では、今年の夏にも豊洲への移転可否を判断するとしていたが、小池知事は「一つひとつプロセスを正しく踏んで、然るべき時に総合的な判断を示したい」と述べ、具体的な時期には言及しなかった。

 同本部は、豊洲や築地だけに限らず、大田市場や足立市場など東京都が運営する全市場のあり方も検討する組織にもしたい考え。今後、市場関係者や生産者、物流業界などに対し、市場のあり方に関するヒアリングを実施する予定。小池知事は「要所要所で私も出席したい。一つひとつ丁寧に声を聞きたい」と述べた。

 当戦略本部のトップには元中央卸売市場長の中西充副知事を起用する方針。検討テーマに応じ、中央卸売市場だけではなく、総務局や財務局、政策企画局など関係する局も当本部に加えたいとしている。

(取材・文:具志堅浩二)

最終更新:3/25(土) 5:32
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