ここから本文です

ジビエを産地直送 都市部飲食店 ネットで注文 広島市のウェブ会社 今月末から開始

3/24(金) 7:00配信

日本農業新聞

 都市部の飲食店が、国産の野生鳥獣の肉(ジビエ)を産地から直接仕入れられる、初のインターネットサービスが今月末から始まる。広島市のウェブ会社が受発注システムを作成。食肉処理施設や狩猟者がサイトに掲載したイノシシ肉や鹿肉などの商品から、飲食店が必要なときに希望量を購入できる。複数産地の在庫情報を集めることで、飲食店から需要が強いジビエの販路をつくり、流通量を増やしていく。

 ジビエの受発注システムは「フォレマ プロ」で、ホームページなどを制作する合同会社アトリエエージュ(広島市)が開発した。飲食店は会員登録(無料)をすればパソコンやスマートフォン(スマホ)などから利用でき、「部位」や「産地」別の購入が可能。商品情報には、価格の他、狩猟者や料理用途なども盛り込む。

 注文が入ると、産地にメールやファクスで連絡され、冷凍で発送する。出荷者は鳥取や大分県など7県13カ所の食肉処理施設など。飲食店は広島、神奈川県の焼き肉店など新規でジビエを扱う8店舗が参加する予定だ。

 これまで山間部から遠い都市部の飲食店がジビエを仕入れる場合、時間がかかり、一つの産地からまとまった量の購入も難しかった。各地の産地情報をサイトに集約することで「品切れを防ぎ、安定供給を目指す」と小泉靖宜社長。今後、利用者を拡大していく。

日本農業新聞

最終更新:3/24(金) 7:00
日本農業新聞

Yahoo!ニュースからのお知らせ