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【F1】オーストラリアGPフリー走行分析:好調なメルセデス。台風の目はトロロッソか?

3/25(土) 10:20配信

motorsport.com 日本版

 2017年のF1世界選手権が、ついに開幕した。この日を、今や遅しとお待ちだった方も多いのではないだろうか?

【リザルト表】F1 2017 オーストラリアGP:フリー走行2回目

 その初日のフリー走行1回目、2回目が終了。共にメルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。レギュレーションの大幅変更、そしてテストが好調だったことから、フェラーリやレッドブルなどが首位に来るのではないかと予想する向きもあったが、終わってみれば昨年同様、メルセデスが一歩抜け出ている感がある。

 もちろん、レギュレーション大変更を受けたシーズンの開幕戦初日……チームによってプログラムも大きく異なるはずであり、それぞれの燃料搭載量も異なるはず。横一線の比較とはいくはずもない。とはいえ、フリー走行2回目のロングラン結果を見れば、メルセデス優勢と読み取れる。

ハミルトン安定のロングラン。遅れるフェラーリ

 ハミルトンはウルトラソフトタイヤを履き、16周にわたるロングランを実施。1分27秒台後半で走り始め、多少のデグラデーション(タイヤの性能劣化に伴うラップタイムへの影響)を見せつつも、1分27秒台後半~1分28秒台前半のラップタイムを並べた。これに匹敵するのは、新しいチームメイトのバルテリ・ボッタスくらい(それでも1分28秒台前半)というところであり、メルセデス、特にハミルトン優位……データ上はそう言わざるを得ない。

 打倒メルセデスの最有力候補と目されていたフェラーリは、この日のロングランペースでは大きく遅れをとった。

 セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンは、いずれもウルトラソフトタイヤでの連続走行を行ったが、彼らのペースは1分28秒台後半がやっと。大半は1分29秒台前半で推移した。つまり、ハミルトンからは1周につき1秒程度の遅れとなっており、その差は大きいように感じる。

「マシンバランスは、まだ僕らが望んでいるレベルではない」

 そうベッテルはコメントを発表している。彼らは「改善できるはず」と自信を見せるが、どこまでメルセデスに迫ることができるか、土曜日の走行に注目である。

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