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東京大学卒業式 袴が人気の理由とは

3/25(土) 20:07配信

AbemaTIMES

 東京大学で24日、卒業式が行われ学生約3000人が出席した。東京大学の五神真総長は卒業生に対して「『知性に支えられた真の共感』を作りだしてほしい」と言葉を贈った。卒業生は「グローバルな企業で世界的に活躍できればいいなというので、外資系の証券会社に決めました」「福祉、恐らく少子化関係、忍耐力と論路的思考力を仕事に生かしたい」。大学院に進学する卒業生は「害悪植物を駆逐できれば貧困の解決にもつながるかなと考えてます」と話した。

 そんな中、安田講堂の前で今年も多く見られたのが女性の袴姿だ。卒業式は袴かスーツか、どちらで出席するか調べた調査によると「袴74.8% スーツ25.2%」(マイナビ「学生の窓口」調べ)と、袴の割合がかなり高いことがわかる。そして袴で出席する卒業生のうち、9割以上がレンタルだという。

 実際に袴姿の女性に話を聞くと「やっぱり日本人だから。今しか着れない。だからやっぱり着たいというのはある」「けっこう選んだ。レンタル代は7万円くらい。袴への憧れはある。袴は昔のものといった感じがあるし、日本らしいものなので」と理由を明かしたが “日本人”を意識した姿で卒業式を迎えたいという気持ちなのかもしれない。

 卒業式に袴を着用するようになったきっかけだが、袴は明治時代、女学校の制服として採用。女子高等師範学校(現:お茶の水女子大学)でも取り入れられると、当時の女性たちの憧れになったそうだ。ただ、昭和に入りセーラー服が制服として定着すると袴が着られることは少なくなった。

 その後、諸説あるものの、連載40周年で今年11月に劇場版のアニメ映画が公開される漫画「はいからさんが通る」などで袴の魅力が再認識され、もともと礼服だった袴が卒業式の定番になったという。(AbemaTV/原宿アベニューより)

最終更新:3/25(土) 20:07
AbemaTIMES