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女子は相生学院が柳川を破ってセンバツ初優勝 [全国選抜高校テニス]

3/25(土) 23:30配信

THE TENNIS DAILY

「第39回全国選抜高校テニス大会」(3月20~26日/博多の森テニス競技場、春日公園テニスコート)の競技5日目、25日(土)は男女団体の決勝と個人戦の本戦3、4回戦が行われた。団体戦の決勝は3セットマッチ、個人戦の本戦3、4回戦は8ゲームマッチで争われた。

男子は相生学院が東海大菅生を下して4年ぶり3度目の日本一 [第39回全国選抜高校テニス]

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 女子団体は相生学院(兵庫)が柳川(福岡)を3勝2敗で破ってセンバツ初制覇。先に日本一を決めた男子とのアベック優勝を果たした。アベック優勝は01年の柳川、06年の長尾谷(大阪)に次ぐ3校目となった。

 決勝はS1、D1、S2が3面同時展開。先手をとったのは相生学院だった。D1中島美夢/久田真穂が渡邊千桂/東佑希乃に6-1 6-4のストレート勝ち。「今大会で一番いいプレー」と中島が語るように、隙のないコンビプレーで大事な1勝を先取する。

 2勝目を挙げたのも相生学院。S1田中李佳が宮原三奈を7-6(1) 6-2で下し、初優勝に王手をかける。田中は第1セット5-6の場面で宮原にセットポイントを奪われたが、「自分が試合に勝たないとチームは優勝できない」と気持ちを奮い立たせてタイブレークに持ち込み、第1セットを奪って一気に試合の流れをつかんだ。

 これ以上負けられない柳川も反撃に出る。S2松本妃那が第1セットを6-4で奪い、第2セットは4-6で失ったものの、最終セットは6-3で押し切った。

 足の肉離れで出場も危ぶまれた松本だが、伊藤さつきとのフルセットマッチに勝利。「チームの1勝に貢献したかった」と語る松本が、優勝への執念を見せた。

 しかし、すでにS3で第1セットを奪っていたのは相生学院の古賀麻尋だった。先に2勝していたことで「自分のプレーに集中できた」古賀は松葉朋夏を攻め立て、第2セットもゲームカウント3-0、5-0と突き放す。最後は第6ゲームのサービスゲームをきっちりとキープ。チームの日本一を決めた。

 相生学院の優勝が決まったとき、第2セットのタイブレークに突入していたD2は柳川が勝利。勝敗は3勝2敗となった。

「大会前から優勝できる自信はあった」と語る丸尾幸弘監督だが、不安もあった。チームは主将の田中以外が1年生で、団体戦の怖さを知らない選手も多い。それだけに「全員が頑張ってくれた」と目を細める。S1で全勝の田中主将は「優勝できてうれしいが、ホッとした部分が大きい」と安堵した表情を浮かべた。

 16年ぶり2度目の優勝を逃した柳川。一昨年は出場を逃し、昨年はベスト8、今年は準優勝に上り詰めた。エースの宮原は「負けて悔しいが、次のインターハイは優勝したい」と夏への巻き返しを誓った。

 大会最終日、26日(日)は博多の森テニス競技場で男女個人戦の準決勝、決勝が3セットマッチで行われる。試合開始時間は9時30分の予定。

(テニスマガジン/編集部◎中野恵太)

最終更新:3/25(土) 23:30
THE TENNIS DAILY