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ネット時代に“売れる”スターの条件 「街のスナック」が最強の理由

3/26(日) 10:09配信

BuzzFeed Japan

「会いに行けるアイドル」が新鮮だったのも10年以上前。

今や、距離の近さや親密さは、タレントの人気獲得のひとつの指標だ。無名の一般人がSNSやネット配信でファンを増やし、ブレイクするケースも少なくない。

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テレビを中心とした既存の「芸能界」と異なるムーブメントは他にも出てきている。

マンガ・アニメ・ゲームを原作に、キャラクターを生身の俳優が演じる「2.5次元」、ネット配信で生計を立てる「配信者」……若者層を中心に人気を広げているとはいえ、まだまだ「知る人ぞ知る」ニッチな世界だ。

細分化していく芸能界で、新時代の“スター”は一体どこから生まれるのだろうか?

ミュージカル 『テニスの王子様』(以下テニミュ)、ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」など多くの2.5次元ミュージカルを手がけるネルケプランニングの松田誠会長と、“ギフティング”という形でパフォーマーを金銭的に支援できる特長を持つライブ配信サービス「SHOWROOM」を運営する前田裕二社長と考えた。

後編は「『2.5次元ミュージカル』から生まれたスターは誰か?」から話はスタート。

「テレビや映画はもはやゴールじゃない」「最強のエンタメは街のスナックなのでは?」――そんな言葉の真意は。

「キャラを主役」にできる役者

――松田さんの考える、2.5次元ミュージカルから生まれたスターはどなたですか。

松田:そうですね、今は佐藤流司かなぁ。(編集部注:22歳の俳優。代表作にミュージカル『刀剣乱舞』加州清光役、ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」うちはサスケ役など。Twitterのフォロワー数は12万人を超える)

「テニミュ」も含めていくつも弊社制作の舞台に出演してもらっていますが、どんな役をやらせてもキャラクターとして成立するんです。簡単そうに聞こえますが、誰にでもできることじゃない。

若い役者ってどうしても演じる役を自分に寄せてしまうんですが、彼はいい意味で自分を消せる。俳優として優れた素質を持っています。きちんと「キャラを主役」にできるので、新しい役を演じる度にどんどんファンを増やしている。

スタッフやファンの間ではとても評価が高いですが、世間一般の知名度はないですよね。テレビを情報源にしている人は知らない役者です。

そんな彼がこの前写真集を出版したんですが、初版の時点で有名俳優に匹敵するような部数でした。世間的に見ると知ってる人の方が少なくても、熱いファンがこれだけいる。

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最終更新:3/26(日) 10:09
BuzzFeed Japan