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高橋がなり氏も応援!2作目の小説を発表したAV女優・紗倉まなに密着

3/26(日) 15:29配信

AbemaTIMES

(C)AbemaTV

  AV女優・紗倉まな。これまで66本の作品に出演してきた。最近ではテレビやラジオ、本の執筆などの活動も行い、男性だけでなく、女性からも高い支持を得ている。

 そんな多忙を極める紗倉まなに密着した。

 3月某日、朝8時にAVの撮影現場に現れた紗倉。「早いですね、いまだに眠いです。だいたい早いときは夜10時とか11時に終わることもあるんですけど、ほぼ丸1日とかもありますね」

 この日撮影する作品は特殊なカメラを使った“VR“もので、出演者はいつもと違う動きが要求されるという。「動いちゃうとVRにならなくなっちゃうんで、男優さんがカメラの下で固定されます(笑)」

「男性の目の前で自慰行為」するシーンから撮影は始まった。紗倉自身もVRで確認しながらキスシーン撮影を進める。台本のチェックも入念に行われ、見つめ合う秒数まで確認するなど、緻密に進められた。

「意外とさっさと終わるものだと思われがちなんですけど、朝6時くらいに始まって、翌朝4時くらいまでまでかかることもあって。なかなかうまくいかないことも多いんです。台本も細かく丁寧に書かれています」

 AVの世界に足を踏み入れたきっかけについて紗倉は「元々ずっとやりたくて。専門的な学校に行ってたんですけど、18歳くらいになった時に、どっか就職してルーティンワークするよりも毎日違う仕事の方が絶対楽しいだろうなって思って。それで今の事務所に応募して」と振り返る。

「最初はAV撮影一本だけでいくつもりだったんですけど、気付いたらこれもやっていいんだ、あれもやっていいんだみたいな感じで。いろんな仕事があって楽しい」

■2作目の長編小説に「女の子がどういう風に人を愛して、どういう風に生きていくのか」

 紗倉にはAV女優だけでなく、作家という一面もある。2016年に発売された自身初の短編小説『最低。』は映画化が決定。

「AV女優を題材にして書かせていただいたもので、連作短編で色んな女優さんが今後どういう人生を歩んでいくのかや、事務所のプロダクションの社長がどういう風に恋愛をしていったのかなど、色んなことを織り交ぜて書きました」

 そして今月18日には2作目で家族愛について書かれた長編小説『凹凸』(おうとつ)が発売された。

「自分を少しだけ投影させた部分があって、家族をモチーフにしたり。女の子がどういう風に人を愛して、どういう風に生きていくのかというのを軸に書いています。父親や母親に抱く感情だったり、母性はわかるが父性はなんなんだろうとか、そこらへんは心をこめたかなと」

 「自分ではわかってるつもりだけど、読者はわかるのかっていう。7割の人にわかってほしいんですか?それとも1割の人でも良いですか?」。打ち合わせでは編集者からは厳しい言葉も。
 
 直しの量に驚く紗倉。「すごく好きな表現だったのに。ドヤって出した表現がちょっとわかりにくいって言われて」。完成まで、苦労を重ねた。

「自分と同じAV女優をしている女の子なんだけど、自分には考えつかないような価値観だったり、行動を起こすような人を書こうみたいな。AV業界の真実を伝えたいって気持ちがあったわけでもなく、一仕事として普通の悩みとか意外と素朴なことで悩んだり、特殊なようで特殊じゃない部分もあるよ、と普遍的なものとして伝えたい」

 発売翌日には東京・下北沢「ヴィレッジヴァンガード」で出版記念の握手会を開催。100人以上のファンがつめかけた。

 紗倉には、女性のファンが多いのも特徴だ。赤ちゃんを抱いて参加した女性は「紗倉さんはみんなに優しい。他のイベントに行った時も優しくお話しして。親しみやすいし。AVの映像も作品みたいでわざとらしさがなく、ステキだなって感じだった」と絶賛。別の女性は「可愛いのと知的なところがおもしろくて、ニュースで喋っている知的なところが好き」と魅力を語る。中には、涙を流す女性ファンもいた。

 女性ファンの共感の理由について紗倉は「女性が抱く悩みは、どんな職業でも、恋愛だったり仕事だったり、根本的なところは一緒。絶対どこか共通する部分というのはあると思っていて、それを強く発信しているうちに女性のファンが増えたのでは」と話す。

 握手会の列には、専属契約を結ぶSOD(ソフトオンデマンド)の元社長・高橋がなり氏の姿もあった。
 
「頑張ってくれて嬉しいよ。あんなにつたない文章書いてたのにな」。初めて紗倉の文章を読んだ際に高橋氏が「なんだこれは!もっと文章力を磨け!」と叱咤激励。そのときの経験があるからこそ2冊の小説があるという。

「一作目っていうのは出せるのよ。二作目は結果出さないと出せないから。やっと作家の入り口に入ったね」と高橋氏も表情を緩ませた。

 『凹凸』は発売1週間で重版が決定。マルチに活躍する紗倉の活躍に目が離せない。(AbemaTV/AbemaPrimeより)

最終更新:3/26(日) 15:29
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