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男子個人戦は「自分のプレーを出しきった」菊地裕太(相生学院)が連覇達成 [全国選抜高校テニス]

3/26(日) 22:00配信

THE TENNIS DAILY

「第39回全国選抜高校テニス大会」(3月20~26日/博多の森テニス競技場、春日公園テニスコート)の大会最終日、26日(日)は男女個人戦の準決勝と決勝が3セットマッチで行われ、男子決勝で菊地裕太(相生学院)が白石光(秀明八千代)を6-1 7-5で下して2 年連続の優勝を飾った。

個人戦男子は菊地裕太(相生学院)が白石光(秀明八千代)を破り、2年連続優勝 [第39回全国選抜高校テニス]

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 団体戦で優勝を飾った菊地裕太(相生学院)は準決勝で田口涼太郎(大分舞鶴)を6-2 6-1で下して決勝進出。もう一方のブロックからは、白石光(秀明八千代)が清水盾伎(東海大菅生)との1年生対決を6-4 6-1で制して決勝へ勝ち上がった。

 2日前の団体準決勝でも菊地と白石は対戦しており、そのときは白石が7-6(2) 6-0で勝利していた。「相手のペースにやられた。今度は自分のペースで質の高いボールを打っていこう」と大一番に臨んだ。

 第1セットは6-1で菊地が先取。お互いがサービスをキープした1-1から一気の5ゲーム連取だった。力強いストロークを左右に打ち分け、アグレッシブなプレーで白石のミスを引き出した。

 第2セットはお互い譲らず、3-3から4-4、5-5と一進一退の攻防が続く。このセットで決着をつけたい菊地、勝負をファイナルセットにつなげたい白石、ふたりの気迫がぶつかり合い、決勝に相応しい見応えのあるストローク戦が続いた。

 5-5から抜け出したのは菊地だった。第11ゲームでサービスキープに成功して6-5とすると、第12ゲームでは最後の気力を振り絞ってブレークに成功。粘る白石を振りきり、昨年と同じ1番コートで勝利の雄叫びをあげた。

「昨年の優勝よりもうれしい。自分の中で連覇の重圧があって、その中でしっかりと勝ちきることができた」と菊地。昨年の全米オープン・ジュニアでは予選を勝ち上がったものの、本戦1回戦で敗退。「自分のプレーが出せなかった。もう一回(全米オープンに)行ってリベンジしたいと思っていた」と笑顔を見せた。

「相手のほうが上でした。ミスが少なく粘り強かった」と敗れた白石。2日前の団体準決勝で勝っていることが、逆に重圧となってしまった。「(菊地は)負けている分、強い気持ちでくることはわかっていた」が、決勝という独特の雰囲気にも飲まれ、本来の調子を出しきれなかった。

 白石は今月初めの「全仏オープン・ジュニア ワイルドカード選手権日本予選」で優勝し、フランス・パリ行きが決まっている。続いて全米オープンも狙ったが、あと一歩のところでチャンスを逃した。それでも状況に応じた試合運びの巧さ、多彩なショットと、これからの活躍が楽しみな選手だ。

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【全米オープン・ジュニア男子派遣選手】

菊地裕太(相生学院)

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【日・韓・中ジュニア交流競技会 男子出場選手】

白石光(秀明八千代)

清水盾伎(東海大学菅生)

田口涼太郎(大分舞鶴)

丹下将太(早稲田実業)

補欠◎相馬光志(柳川)

(テニスマガジン/編集部◎牧野 正)

最終更新:3/26(日) 23:50
THE TENNIS DAILY