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【F1】”跳ね馬”復活のベッテル優勝にフェラーリ会長「この時を待ち望んでいた」/オーストラリアGP

3/26(日) 18:30配信

motorsport.com 日本版

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、2017年シーズンの開幕戦オーストラリアGPで優勝を飾ったことについて、フェラーリ会長のセルジオ・マルキオンネは『この時を待ち望んでいた』と、喜びのコメントを寄せた。

【写真】2010年バーレーンGPで開幕戦勝利を飾ったフェラーリのアロンソ

 2017年シーズンの開幕戦オーストラリアGPは、ポールポジションから決勝をスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトンがレース序盤をリードしたが、ベッテルも離れず彼についていった。

 ハミルトンが早めにピットインした一方、ベッテルはステイアウトしペースを上げた。ハミルトンが、ピットインを済ませていないレッドブルのマックス・フェルスタッペンに詰まっている間に、ギャップを広げたベッテルはピットインし、ふたりの前でコースに復帰。そのままチェッカーまでトップを守りきり、最終的に2位ハミルトンに10秒差をつけた。

 この勝利は、フェラーリにとって2015年のシンガポールGP以来、約1年半振りの優勝。フェラーリが開幕戦で勝ったのは、2010年のバーレーンGPでフェルナンド・アロンソ以来のこととなる。

 またこの勝利により、2014年の開幕戦以降初めて、メルセデス以外のドライバーがチャンピオンシップをリードしたということにもなる。ベッテルのチームメイト、キミ・ライコネンは4位に入り、フェラーリはコンストラクターズチャンピオンシップでも、現在メルセデスをリードしている。

「この時を待ち望んでいた」と、マルキオンネはレース後に出された声明でコメントを寄せた。

「この長い期間、耐え抜いてくれたチームと我々を待っていてくれたティフォシ(フェラーリファンの愛称)を考えると、嬉しく思う」

「我々はほぼ1年半も、この勝利を待っていた。再びイタリア国歌を聞くことができて、非常に感動した」

「セバスチャンは素晴らしいレースをした。キミもすぐ、チームメイトと共に勝利をめぐってバトルすることができると確信している」

「もちろん、この勝利はチーム全体で共有するものだ。サーキットにいる現地メンバーと、マラネロのファクトリーで支援してくれているメンバー全員でね。なぜならチームワークは、大きな目標を達成するために必要不可欠だからだ」

 マルキオンネは、この勝利は長いチャンピオン争いの第一歩に過ぎず、チームは集中し続けなければならないと主張した。

「しかしながら今、覚えておかなければならないのは、これがゴールではなく長い道のりの第一歩だということだ。我々は、日々改善していくことに全力で取り組んでいかなければならない」

Pablo Elizalde