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大阪で、マティスとルオーの展覧会

3/27(月) 8:00配信

Lmaga.jp

20世紀フランスを代表する画家、アンリ・マティス(1869~1954)とジョルジュ・ルオー(1871~1958)。2人の友情をテーマにした展覧会が、「あべのハルカス美術館」(大阪市阿倍野区)で4月4日からおこなわれます。

【写真】アンリ・マティス《刀飲み》(『ジャズ』より)  1947年 うらわ美術館/あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区)4月4日より

マティスとルオーが出会ったのは1892年、パリの国立美術学校、ギュスターヴ・モロー教室でした。古典に学びつつ絵画を研鑽した2人は、かたや色彩の画家(マティス)、かたやフランスを代表する宗教画家(ルオー)と異なる道を歩みますが、人生の折々に家族ぐるみの交流を続け、互いの芸術に敬意と支援を惜しみませんでした。また2人は手紙での交流も行っており、その往復書簡は1906年からマティスが亡くなる前年の1953年まで、実に約半世紀におよびます。

本展では、両者に交わされた手紙(オリジナル2点、複製9点)を交えつつ、2人の油彩画、水彩画、版画、デッサン、本、タピスリー、彫刻など約140点を展示します。それらの中には、マティスの貴重な初期作品、ルオーの版画集『気晴らし』の油彩原画シリーズ全15点が含まれており、2人の作品を熟知する人にとっても見逃せない機会となるでしょう。

文/小吹隆文(美術ライター)

最終更新:3/27(月) 8:00
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