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有村架純「私でいいのかな」不安もあった“朝ドラ”ヒロイン 高畑充希からアドバイスも

3/27(月) 5:00配信

クランクイン!

 2010年に女優デビューして以降、『映画 ビリギャル』『アイアムアヒーロー』といった話題作に次々と出演し、最も期待される若手女優の1人へと成長した有村架純。自身初の朝ドラ『あまちゃん』ではメインキャストの1人だったが、2度目となる連続テレビ小説『ひよっこ』(2017年4月3日スタート)でヒロインに抜てき! 撮影が進むなか、“朝ドラ”への意気込み、自身が演じる役柄についてなど、多くを語ってくれた。

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 意外なことに、有村の口から真っ先に飛び出してきたのは、「朝ドラのヒロインに決まったと聞いた際、本当に私でいいのかな、と不安が大きかった」との言葉だった。「というのも、私は朝ドラのオーディションを過去に何度も受けたことがあり、“朝ドラ=オーディション”と、選ばれた方だけが出られる作品という印象があったからです。それだけに、私がヒロインだと耳にした多くの方から、『えーっ!』と思われるのではないかと…。でも、監督や制作統括の菓子さん、脚本の岡田恵和さんと話をしていくうちに、不安はとれていき、やるからにはいい作品にしたい、面白い作品にしたいという思いがこみ上げてきました」。
 
 有村が演じるヒロイン、矢田部みね子はおっとり、のんびりした性格の高校3年生。卒業後は生まれ育った奥茨城で、祖父や母を手伝って畑仕事をがんばるつもりでいたが、東京に出稼ぎに行った父が行方不明になってしまったことから、集団就職で上京することを決意。みね子の人生は一変する―。
 
 「みね子はちょっと抜けているところもあるけれど、本当に素直で一生懸命。だからこそ、空回りすることも多いのですが、そういった部分を考え抜いて動くのではなく、みね子の感情のベースはありつつも、そのときに感じるままを演じようと思い、いまはセリフだけを頭に入れて、色んな役者さんからもらう気持ちを大事にキャッチボールの演技をしています。また、これまでは引き算でお芝居をしてきたので、今回は表現の仕方がちょっと違います。(脚本の)岡田さんも『いままでの私ではないものが見られる役』とおっしゃってくれています。喜怒哀楽の激しいみね子を演じるにあたり、表現もちょっとオーバー気味に、ここ最近では見れていないような顔がたくさん映っているのではないかと、私も楽しみなんです」。


 また、もっとよくみね子を知りたいと思い、有村は食事の面でも工夫を重ねている。「本作のクランインが稲刈りのシーンだったように、みね子とお米は深い関係にあります。普段の私は糖質を控えているため、あまりお米を食べないのですが、クランクインの2ヵ月ほど前からお米を食べ始めたら、本当に美味しくて、気持ちも元気に。みね子もそうなんでしょうね。ただ、いまはみね子の年齢が上がっていくのに伴って、体型をちょっとずつ変えたいと、お野菜とたんぱく質の生活にシフトし、徐々に減量しているところです。正直、見ている人にはあまりわからないと思うのですが(笑)」。
 
 最後に、みね子と自分自身について比べてもらった。「私もみね子と同じように、『不安に思っていてもしょうがないや』と吹っ切れる瞬間があります。私は17歳で本格的にお芝居を始めて、楽しいと思えることも増えてきていたのですが、芝居に対してもう一歩踏み込めなかったというか、これではダメだという状況が続いていて…。だったら、20歳になる節目できっぱりと変わろう!この仕事を頑張ろうという覚悟が20歳になった瞬間にできました」。
 
 若手女優の登竜門として知られる朝ドラの撮影は長丁場だが、2016年前期の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』でヒロインを演じた、親友の高畑充希から「大変だけど、終わったあとに見れる景色は至極美しいよ」とアドバイスを受け、「そこを目指してがんばります」と満面の笑みを見せる有村架純。女優としてどれほど大きくなってクランクアップを迎えるのか、始まる前から楽しみだ。

最終更新:3/27(月) 5:00
クランクイン!