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オープン戦最下位の巨人が抱える「4つの不安要素」

3/27(月) 17:30配信

ベースボールキング

巨人の不安要素

 まるでこの1か月の戦いぶりを象徴するかのような試合だった。26日、本拠地・東京ドームでロッテの前に4安打完封負け。これで巨人はオープン戦を5勝14敗、勝率.263の最下位で終えた。チーム打率.196は12球団最低、チーム防御率4.27も11位と悲惨な内容である。

 WBCの侍ジャパンに坂本勇人、菅野智之、小林誠司といった投打の主軸を派遣したと言っても、4年前の13年大会では12球団最多の7名が代表選出されながらもオープン戦首位で終えたことを考えると、チーム全体の選手層があの頃より薄くなっているのは事実だろう。今回はオープン戦から見えてきた由伸巨人の4つの不安要素をチェックしてみよう。

1.レギュラー陣の高齢化

 ここ数年ずっと指摘され続けているこの問題。中軸を担う選手たちの年齢とオープン戦打率は、阿部慎之助(38歳/率.182)、村田修一(36歳/率.128)、ギャレット(35歳/率.077)、マギー(34歳/率.148)、長野久義(32歳/率.208)といったベテラン陣が軒並み深刻な打撃不振に悩まされた。まだ調整時期と言っても、オープン戦終盤も一向に調子が上向かなかったのは気がかりだ。

 4番候補として獲得したマギーは楽天時代と比較すると明らかに太り過ぎで動きにキレがなく、2000安打まであと83本の阿部も一塁守備では昨季10失策と起用法が難しい。この中では1番若い長野もここ数年成績は頭打ち。昨季と同じく3番坂本頼りの打線は、事実上「4番不在」のまま開幕を迎えることになる。

2.補強組は機能するのか?

 ストーブリーグでは史上初のFA選手3人同時獲得が話題となったが、主力の高齢化を埋めようと補強したはずの彼らの離脱で大きく狂った感のあるチーム編成。

 陽岱鋼と山口俊は故障を抱えオープン戦出場なし、森福允彦は6試合で防御率5.40。ドラフト1位吉川尚輝、2位畠世周もコンディション不良でキャンプでは三軍生活が続いた。前述の通りマギーも苦しんでおり、開幕時に戦力として期待できそうなのは日本ハムからトレード移籍の吉川光夫、石川慎吾だろうか。

 特にサウスポーの吉川には先発ローテの一角として30代中盤の杉内俊哉、内海哲也らの衰えをカバーする働きが求められる。

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