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投資家が適正な判断をするために、知っておきたい「リスク」とその「要因」

4/3(月) 15:40配信 有料

THE PAGE

 株式投資と貯蓄は同等なので、必要以上に恐れることはありません。しかし、投資を始めるには十分な知識が必要です。なぜならば大切な資産を減らしてしまうという可能性もありますし、もっとうまく運用できる機会を失ってしまう可能性もあるからです。

 とりわけ投資に伴うリスクの理解は重要です。リスクの特性は数多くありますが、それを理解していれば、より適正な判断を下すことができます。「投資とは何か」という本質に迫るための主要リスクとその要因について、あおぞら証券顧問の伊藤武さんが解説します。(解説:あおぞら証券顧問 伊藤武)


  投資アンケートに書かれている「リスク」が「投資のリスク」なのか?

  投資信託、債券、株式、MMFであろうが、銀行や証券会社で証券口座を開設し、金融商品に投資をする場合、投資家にそれらの元本保証はなく、価格変動および投資元本リスクが伴うことを周知されます。口座開設に当たっては、投資家の適正を確認するための投資目的に関する質問に対し、投資家の回答と同意が求められています。その内容はいずれもが紋切型で、以下のような文言です。(※図表あり)


  目標収益達成のためには、数多くのリスクの特性を知ること

 投資にはリスクが伴い、基本的には取るリスクに対し相応のリターンが生じます。そして、肝要であることは、リスクの特性を理解し、その特性に対応し、リスクを軽減することです。この連載も14回目となり、投資指南として、重要なリスク特性を克服する手法を解説してきました。

 1番目に取り上げたのは、「相場に対する投資タイミングリスク」です。35歳から始め、老後のための長期的蓄財であれば、積立投資を行うことにより、タイミングリスクはほぼ解消できることを説明しました。また、相場は変動を繰り返し、そして変動しながらも歴史的平均値に回帰するので、平均値と比べて、いつの時点でも、どの程度上下にかい離しているかの3つの指標を紹介しました。特に、株式市場の収益指標である株価収益率(PER) は、投資する株式の収益力に対しての価格水準を示す指標ですので、歴史的株価PER水準と比較し、現在の株価が割高であるか、割安であるかを判断する重要な尺度です。
 

 
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最終更新:12/8(金) 13:41
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