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過去最低の出生率。日本消滅の危険を示す7つのサイン

3/28(火) 8:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

経済学者が「人口時限爆弾」と呼ぶ問題に日本は直面している。

低出生率、低消費が長引き、日本経済は過去25年で徐々に縮小してきた。

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長生きする高齢者が多く、その高齢者を支える社会保障費は子どもを持たない若い世代にのしかかる。この仕組みが悪循環を生み出している。

日本の「時限爆弾」の時計の針が進んでいることを示す7つのサインを紹介する。

子ども用よりも売れる大人用オムツ

2011年以降、大人用おむつの売り上げが子ども用を上回り続けている。

この事実は、いかに高齢者が多いかを示している。65歳以上の人口が他のどの年齢層をも上回り、日本の全人口1億2711万人のうち約26.7%を65歳以上の高齢者が占めている。

また、その比率は6年前と比較して3.7%ポイント上昇している。

最低の出生率を記録した2016年

日本の出生率は統計を取り始めた1899年から100万人を下回ったことがなかったが、2016年は100万人を割った。

政府の発表によると、2016年の出生者数は約98万人だったのに対し、死亡者数は130万人まで低下した。

「うば捨て」始める若い世代

ある情報ソースによると、若い世代は「現代版うば捨て」を始めた。

若者たちは認知症になった祖父母や親の世話をする金銭的・時間的余裕がないため、病院や介護施設に連れて行き「捨てる」のだ。

しかし、この傾向は今のところそれほど広まってはいない。あるソーシャルワーカーが算出した結果によると、このようなケースは数百件にとどまっている。

介護施設に変貌する刑務所

日本で起こる犯罪の約5分の1は高齢者によるもので、そのほとんどが万引きなどの軽犯罪である。

高齢者による犯罪が増えるにつれて、刑務所の介護施設化が進んでいる。刑務官は受刑者をお風呂に入れたり服を着せたりという介護をせざるを得ない。また、刑務所内の生活水準が良すぎるため、再犯防止に役立っていないと専門家は分析する。

一般的に、刑務所から出てきた高齢者は比較的若い親戚が世話をする。しかし、生活費(と寂しさ)に耐えきれず、刑務所に戻りたい高齢者もいる。

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