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【WECスパイショット】2017年ポルシェLMP1マシンの全貌が明らかに

3/28(火) 12:12配信

motorsport.com 日本版

 今週末に行われる2017年WEC(世界耐久選手権)公式シーズン前テスト『プロローグ』に参加予定のポルシェ919ハイブリッドの全貌が、ポール・リカール・サーキットでのテストで明らかになった。

【写真】2017年ポルシェ919ハイブリッドのサイド側

 テスト中に撮影された画像を見る限り、今季導入されたレギュレーションに沿って、フロントスプリッターが高い位置に取り付けられているように伺える。

 スプリッターの取り付け位置の高さが15mm上がったため、ポルシェはノーズ先端の再設計を行なったようだ。

 ホイールアーチはさらに丸みを帯びた設計になった。また昨年モデルでは、フロントから取り入れた気流はマシンの側面の巨大かつ複雑な形状の開口部から排出していたが、今季はこの開口部を小型化し、フェンダー後端に新たに開口部が追加されている。

 写真上に映っているマシンがハイダウンフォース仕様なのか、それともローダウンフォース仕様なのかを判断するのは非常に難しい。しかし、リヤウイングはメインプレーンとフラップに分かれているように見えるため、ハイダウンフォース仕様である可能性が高い。

 WEC開幕戦シルバーストン戦は4月16日に行われるが、ポルシェは未だこのレースに持ち込む仕様をどちらにするのか明かしていない。今シーズンのレギュレーションにより、チームは2種類(ハイダウンフォース仕様とローダウンフォース仕様)のパッケージを使用することが許されている(昨年までは3種類)。

 ポルシェ919ハイブリッド初代は2014年に発表され、その翌年の2015年に再設計された2代目が誕生した。最新のポルシェ919ハイブリッドはその2代目の改良バージョンである。

 WECシーズン前テスト『プロローグ』は、今週末の4月1日~2日にかけて、イタリアのモンツァにて行われる。