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【スーパーGT】2016年王者のコバライネン「昨年より自信を持って開幕戦に臨める」

3/28(火) 12:25配信

motorsport.com 日本版

 いよいよ開幕を迎える2017年のスーパーGT。昨年GT500クラスでチャンピオンを獲得した#1 DENSO KOBELCO SARD LC500のヘイキ・コバライネンは、タイトル連覇に向けて、昨年以上に自信を持って開幕戦を迎えられると語った。

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 かつてはF1で活躍していたコバライネンは、2015年からスーパーGTのGT500クラスに参戦を開始。LEXUS TEAM SARDより平手晃平と組んでレースに臨んだが、初年度はランキング14位と苦しい結果に終わってしまった。

 その状況を打破するためにオフシーズンの間に、チームはコバライネンを中心にマシンのセットアップ、タイヤの開発や選択を行なっていく体制に変更。彼自身も、積極的に勉強しGT500でのドライビングスタイルに合わせ込んでいった。それが、チャンピオン獲得へつながる大きなきっかけとなったのだ。

「昨年は自分にとっても、チームにとっても成長する1年となった。GT500でのドライビングスタイルやタイヤの使い方などを冬の間にしっかり学ぶことができた。シーズンを通してコンスタントに結果を出すことができたし、ウェイトハンデが重い時期でもしっかりポイントを稼ぐことができた。最終戦では2回連続でポールポジションも獲ることができたし、最後は勝つこともできた。最も強いチームだということを証明できたと思う」

「チームワークが良かったことが一番の要因だ。昨年は僕だけじゃなくて、チーム全体でレベルアップするように皆が頑張ったから。メカニックともエンジニアともコミュニケーションがしっかりとれていたし、シーズン中もミスがなかった」

「1年経ってチームはずっと強くなったし、コウヘイ(平手)とのコンビネーションも良い。タイヤも良くなっている。今年もタイトルを狙える自信はあるよ」

 チーム全体で基盤作りをしたことが、チャンピオン獲得に繋がったことは言うまでもないが、さらに今季に向けての自信にも繋がっているという。昨年の富士テストと比べると、その手応えは明らかに違うという。

「開幕前の富士テストでみると、昨年はマシンやタイヤの事を学んでいる最中で、色々試しながらという状況だった。でも今はGT500マシンのこともよく理解できているし、タイヤについても同じ。だから、昨年よりも今年の方が自信を持って岡山のレースを迎えることができる。現時点で心配していることは何もないよ」

 昨年の開幕戦ではタイヤチョイスがうまくいかず、7位フィニッシュと苦しいレースになってしまった。今年も当日のコンディションがどうなるかによるが、準備は万端とのこと。同じようにパートナーの平手も、昨年からのレベルアップを感じており、今季に向けては自信をみせている。

 ライバルにとって今年のサードは、昨年以上に手強い存在となりそうだ。

吉田知弘