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<我孫子女児殺害>茨城側にランドセルと衣類 犯行現場の可能性も

3/29(水) 11:27配信

千葉日報オンライン

 千葉県我孫子市北新田の排水路脇の草むらで、ベトナム国籍の松戸市立六実第二小学校3年、レェ・ティ・ニャット・リンさん(9)が遺体で見つかった殺人・死体遺棄事件で、我孫子・松戸東署合同捜査本部は28日、リンさんの遺体が見つかった現場から約十数キロ離れた利根川河川敷で、リンさんのランドセルと女児用の衣類数点を見つけたことを明らかにした。捜査本部では、衣類はリンさんのものとみて確認を急ぐとともに、殺害現場だった可能性も含めて調べている。

 捜査本部によると、リンさんのランドセルは一般市民からの通報を受け27日、捜査員が見つけた。28日に父親のレェ・アイン・ハオさん(34)がリンさんのものと確認した。ランドセルは、遺体発見現場から約十数キロ北西、利根川対岸の茨城県側の河川敷で見つかった。衣類は、ランドセルが見つかった現場から約500メートル離れた地点に散乱していた。いずれも女児用だったという。

 一方、捜査本部では27日にリンさんの遺体の司法解剖を行っているが、引き続き検査などを進めて詳しい死因の特定を急いでいる。捜査本部では「ご家族との調整が済み次第、ご遺体をできるだけ早くご家族にお返ししたい」としている。

 リンさんは修了式だった24日朝、松戸市六実5丁目の自宅を出て、直線距離で約600メートルの小学校に向かったが登校せず行方不明に。ハオさんが午前8時ごろに家を出るリンさんを確認していた。学校は同8時40分ごろ、リンさんが登校していないとハオさんに連絡。ハオさんは同11時半ごろ、松戸東署に捜索願を出した。

 捜査本部によると、ハオさん方の防犯カメラ映像には、24日午前8時ごろに家を出るリンさんの姿が映っていたが、これまでに通学路付近の防犯カメラにリンさんの姿は確認されていない。

 捜査本部では、登校途中にトラブルに巻き込まれた可能性が高いとみて、周辺での不審者情報や通行車両のドライブレコーダー、インターネット上の不審な書き込みなども含めて調べている。