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【F1】アロンソ、F1の進んでいる方向性に満足「新世代のF1マシンは、“0.1秒も“ドライバーに余裕を与えない」

3/29(水) 8:16配信

motorsport.com 日本版

 マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、速くなった新世代のF1マシンに乗るドライバーは、ミスをした際に瞬時に対処しなければならなくなったと語った。

【写真】バルセロナテストでクラッシュしたキミ・ライコネンのマシン

「特にマシンのリヤのグリップを少しでも失うと、コーナーの通過速度が速いため、リカバリーが難しい」とアロンソは語った。

「だから、対処するのに0.05秒くらいの余裕しかない。昨年のマシンは、4秒は余裕があったよ。コーナリング中にコーヒーを飲むこともできるくらいだった!」

「間違いなく昨年のF1とは別のカテゴリーになったし、F1は正しい方向性を歩んでいる。GP2や日本のスーパーフォーミュラ、コーナーが速かった色々なカテゴリーよりも、F1の方が速くなったことに満足している」

 新型マシンについては、特にオーバーテイクが難しくなることでレースに悪影響を及ぼすのではないかという意見もあるが、アロンソはそれほど心配していないという。

「マシンの運転ははるかに楽しくなったし、”F1とはこうあるべき”と思えるような、コーナリングスピードに戻っている」と彼は語った。

「ファンはグランドスタンドから、すごいスピードでコーナーに入っていくのを見るのが大好きだと感じると思う」

「TVで見ていても、今のF1の方が良く見えると思う。F1のDNAの一部だったエンジン音は失われてしまったが、僕はもはやそれが戻ってくることはないと思う」

「僕たちは、スポーツにおいて良いポジションにいると思う。これから、ショーの面でも、マシンをドライブするという興奮の面でも素晴らしい時代になる」

「最初の数レースが終わった後、DRSゾーンが再考されるかもしれないという記事を読んだ。みんながF1を再び、壮大なものにするという同じ方向に向かっているんだ。僕たちもそれに加わっている。ハッピーだよ」

 アロンソは、2017年のレギュレーションのおかげで、マシンのパフォーマンスにドライバーによる差が生まれることにも満足しているようだ。彼は、いくつかのチームで、経験豊富なドライバーと経験が少ないドライバーの間でパフォーマンスに差が生まれていることを指摘している。

「間違いなく、今はかなり満足している」と彼は予選後に語った。

「どういう風にドライバー間に差が生まれているか、僕たちは今日も見ることができたし、チームも見ただろう。経験豊富なドライバーの後ろに、ルーキーがいるんだ」

「狭くてバンピーで、マシンをプッシュしなければならないようなサーキットでは、スピードに乗るのは簡単なことじゃない。だから、僕はマシンを運転するのは間違いなく手強く、難しくなっていると思う」

Adam Cooper