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“球界の人気者”やGG受賞選手、HR王も…テスト入団から這い上がった選手たち

3/29(水) 7:40配信

Full-Count

今季も多数が厳しい道へ、入団テストから夢を掴んだ選手たち

 もう間もなく幕を開ける今季のペナントレース。今年も各チームの選手たちがさまざまなストーリーを生み出し、ファンを魅了する。スター選手として大きな期待をかけられる選手、復活を期する選手、今年こそはという想いとともに飛躍を目指す選手、そして新たにプロ生活に飛び込む選手など、さまざまな選手たちが、さまざまな物語を生み出す。

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 スター選手たちに目を奪われがちではあるものの、その脇を固める選手たちに注目するのも、プロ野球の楽しみ方の一つ。今回は、スター街道を歩んできたわけではなく、「テスト入団」という異色の形でプロに飛び込んだ選手たちを紹介したい。

 1人目は、身長167センチと小柄ながら3年連続で50試合以上に登板し、プロ生活8年での一軍登板試合315試合を数える、北海道日本ハム・谷元圭介投手。日本シリーズでの「胴上げ投手」にもなった昨年は、自己最多となる28ホールドをマークするなど、今やチームに欠かせない存在となっている。しかし、彼は三重県の稲生高時代は甲子園未出場、中部大学時代も注目されることはなかった。バイタルネット入社後は一般社員と同じく仕事をしながら野球を続けていたが、2008年に北海道日本ハム主催の入団テストに見事合格し、その年のドラフト7位で入団したというストーリーを持つ。

 谷元が参加した2008年の入団テストに、もう1人自らの手でプロへの道を掴んだ男がいた。昨年、背番号が2へと変更したムードメーカー、杉谷拳士選手である。

異色の経歴を持つハム大嶋、ロッテ岡田も苦難乗り越えてプロ入り

 彼は東京の名門・帝京高校から社会人野球へ進路が決まっていたが、プロへの思いを断つことができず、入団テストに参加。持ち前の明るさや、スイッチヒッターであったことなどが首脳陣の目に留まって見事入団テストに合格し、その年ドラフト6位で入団した。内外野どこでも守れる器用さに加え、近年では敵地・メットライフドームでのウグイス嬢特別アナウンスが話題となったり、数多くのバラエティ番組に出演するなど、野球という枠を超えた人気者となっている。

 また、早稲田大ソフトボール部からプロ野球という異色中の異色となる道を選んだのが、大嶋匠選手。大嶋は中学から大学までソフトボールをやっており、硬式野球の経験はなし。早稲田大ソフトボール部に所属していた2011年、すでに社会人野球の硬式野球部で練習も行っていたが、本人も「記念受験」として北海道日本ハムの入団テストを受けると、結果、プロとして入団。昨年2軍では3割を超える成績を残し、1軍では、プロ初安打プロ初打点をマークするなど徐々に実力をつけている。

 北海道日本ハム以外では、華麗な守備で観客を魅了し続けている千葉ロッテ・岡田幸文選手も入団テストに合格し、プロへの道を掴んだ男である。岡田選手は大学入学直後、肘に全治1年を超える大怪我を負い、失意のまま大学中退。その後2004年からは給食センターで働きながら、全足利クラブというクラブチームで野球を続けていた。

 2006年には左手首の骨折や右膝半月板損傷の怪我を負う苦難を味わうが、プロの道を諦めず、努力を続けた結果、2008年に入団テスト合格。同年育成ドラフト6位で入団した。育成枠からのスタートとなったが、2011年には育成選手出身としては初となる全144試合出場、41盗塁も記録している。持ち前の俊足を生かした守備も磨きがかかり、2011年、2012年と2年連続でゴールデングラブ賞を受賞している。

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最終更新:3/29(水) 9:35
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