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珠洲の塩に能登の香り 加賀の会社、新商品

3/29(水) 1:51配信

北國新聞社

 珠洲市の揚浜(あげはま)塩を使った商品作りに取り組む加賀市の企画会社Ante(アンテ)は、珠洲の塩に奥能登の梅じそやしょうゆなどのエキスや香りを加えた新商品「香(かおり)しお」を考案した。米飯や刺し身、ステーキなどに振りかけ、手軽に珠洲の塩を味わってもらう。今月から珠洲市内で、4月からは金沢駅や小松空港でも販売し、全国に発信する。

 「香しお」は珠洲の塩に、同市若山町の団体「若富喜会」の梅じそエキスを使った「梅紫蘇(じそ)しお」、能登町の酒造会社「数馬酒造」が造ったしょうゆ「海の醤(ひしほ)」の風味を加えた「醤油しお」のほか、桜チップで薫製した塩、焼き塩、ハーブ風味の塩の5種類で構成する。

 それぞれの味の塩60グラムを瓶詰めしたほか、手土産、携帯用として7グラムのポケットサイズも販売した。珠洲の塩と能登の味を気軽に味わってもらう目的で、「梅紫蘇しお」はサラダに合う味、「醤油しお」は刺し身やすし、薫製した塩はステーキや魚料理に合わせた味に仕上げた。

 商品開発には、同市の道の駅「すずなり」の女性職員の意見を参考にした。完成した塩は、3月にはこの道の駅で発売し、4月からは金沢駅構内の店舗や小松空港の売店でも取り扱う。

 同社は4月、同市長橋町で、自社の揚浜式塩田「Ante揚げ浜式塩田」を開設する。今後は、自社社員が作る揚浜塩で「香しお」を仕上げ、塩田の経営を軌道に乗せる考えである。

 中(なか)巳出理(みでりい)社長は「空港や駅など石川を訪れる人が多く立ち寄る場所で香しおを販売し、珠洲の塩の味を、全国の人に知ってもらいたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:3/29(水) 1:51
北國新聞社