ここから本文です

ダンキンドーナツが看板商品「コーヒー・クーラッタ」の販売を終了

3/30(木) 7:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

ダンキンドーナツが看板メニュー「コーヒー・クーラッタ」の販売をやめる。

この夏、同チェーンは新たに「フローズン・ダンキン・コーヒー」をデビューさせる。

【この夏、テスト販売を行う商品とは?】

「我々の『コーヒー・クーラッタ』は十分なものではなかった」と、同社ブランドマーケティング部門のクリス・フキア (Chris Fuqua)氏は記者会見で述べた。

新しいフローズン・コーヒーは、クーラッタとは異なる顧客層をターゲットに設定している。

ダンキンドーナツの「コーヒー・クーラッタ」は、かなり不健康なメニューだった。フローズン・モカコーヒー・クーラッタのラージサイズは、990カロリーものホイップクリームと133グラムの砂糖を使っていた。チョコレートクリームドーナツの3個分のカロリーに相当し、砂糖の使用量は約10倍に上る。

一方、新メニューは、暖かい日にカフェインを求めるコーヒー好きを狙っている。しかしカロリー面から見れば、新メニューもまだ健康的な飲み物とは言えない。クリーム入りの約900グラムのラージサイズは840カロリーあり、砂糖を123グラム使っている。無脂肪のスキムクリームを使用したものも、550カロリーあり、砂糖を125グラム使っている。

食品医薬品局(FDA)は、砂糖の消費量を1日50グラム未満に制限することを推奨している。

「クーラッタは当社の長年の看板商品だ。しかし、時代に合わせるべき時が来たと感じている」と、メニュー刷新の責任者であるポール・ラシコット(Paul Racicot)氏は語った。

コーヒー・クーラッタの代わりに、同社は多くのファンを持つ「フルーティ・クーラッタ」の新しいフレーバーの展開を続けていく予定だ。

コーヒー・クーラッタをフローズン・コーヒーに変更する同社の決断は、コーヒーカルチャーが盛り上がる中、よりコーヒーに主軸を置いたドリンクに注力していこうとする同社の取り組みの一環だ。昨年夏、同社は水出しコーヒーの提供を始めた。現在、同社は5店舗で最先端の「ニトロ コーヒー」(窒素でクリーミーに泡立てたアイスコーヒー)を提供しており、今後、拡大を図っていく予定だ。

また同社は、コーヒーをベースとした様々なフローズンメニューをテストしている。今年夏、同社は「キャラメル・シェイブド・アイス・エスプレッソ」(かき氷にエスプレッソをかけ、キャラメルとホイップクリームをトッピングしたもの)をメイン州とフロリダ州でテスト販売する。

同社のブランドマーケティング・マネージャーのアンソニー・ボニタティバス(Anthony Bonitatibus)氏は、「我々はコーヒーに革新をもたらし続けていく。過去の実績にとらわれることなく、常に新たな革新を考えていく」と語った。

[原文:Dunkin' Donuts is killing the Coffee Coolatta]

(翻訳:小池祐里佳)