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日本酒、焼酎 伝道者育て 資格認定開始 海外へ理解促進 ソムリエ協会

3/30(木) 7:02配信

日本農業新聞

 日本ソムリエ協会は、日本酒と焼酎に特化した資格制度に乗り出した。輸出拡大へ、日本酒や焼酎に関する知識を身に付け、海外の消費者らに魅力を伝えられる人材を育てる狙い。海外での日本酒への関心の高まりを受け、来年には外国人を対象にした資格試験も検討している。

 同協会はワインのソムリエを育成しているが、海外から日本酒や焼酎への注目が高まる中、正しい知識普及が重要とみて認定制度に乗り出した。

 日本酒や焼酎に合う料理や醸造方法、産地などに関する筆記試験や、テイスティングの試験も行い資格を付与する。3月から試験の受験者の募集を開始し、同協会によると既に約1400人の申し込みがある。6月30日まで募集する。

 同協会の君嶋哲至副会長は29日、自民党が開いた農産物輸出に関する会合で、「日本酒は並べただけでは売れない」とし、人材育成が不可欠と指摘。「輸出のためにも、日本酒の理解を進めたい」などと述べた。

 2016年の日本酒輸出額は前年比11%増の156億円と好調。焼酎、ウイスキー、ワインなどを含めた日本産の酒類の輸出額も430億円で過去最高となっている。

日本農業新聞

最終更新:3/30(木) 7:02
日本農業新聞