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北海道・傘無料レンタル、2000本以上が「消えた」

3/30(木) 15:46配信

AbemaTIMES

 誰でも無料で使える2300本の傘。北海道の函館駅などで2016年にスタートしたこのサービスは、3月いっぱいで廃止が決まった。傘のほとんどがなくなってしまったからである。

 函館市内で、これまで2300本が無料で貸し出されていたが、現在その9割の行方が分かっていない。

 北海道新幹線新函館開業対策推進機構の永沢大樹事務局長は「当然、未回収になってしまうことは念頭に置いたが、結構速いペースで進んだので、予想以上」と語る。

 2016年の北海道新幹線の開業に合わせ、観光客へのおもてなしのため、無料傘は函館駅など市内6カ所に設置された。しかし、置いてもすぐになくなってしまう状態が続いたため、やむなく、傘の無料貸し出しは3月末で終了することになった。

 さらに、函館市の担当者に詳しく聞いたところ、用意した2300本の傘が1年で200本になったという。用意された傘は全て新品のビニール傘だった。サービスが終了した理由については「予算や人員的に対策を講じることができなくなったため」としている。

 一方、サービス継続を決めた札幌市交通局が使っているのは、忘れ物の傘。忘れ物の中でも気軽に買えてしまうビニール傘は返却率が低く、在庫はたまる一方だという。実際に札幌市を走る路面電車は、2006年から再利用の傘を使って無料レンタルを行なっているが、やはり返却率は50%前後だ。

(AbemaTV/原宿アベニューより)

最終更新:3/30(木) 15:46
AbemaTIMES