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地名の由来は“神幸” 日本神話の神々を祭る佐賀・神埼「櫛田宮」重厚な鳥居

4/5(水) 10:20配信

THE PAGE

 国内旅行でも人気の高い九州地方。中でも福岡、長崎は観光客が多く訪れるエリアだ。その両県に挟まれた佐賀県だが、かつて“文明ロード”と言われた長崎街道に沿って多くの宿場を有し、古くは弥生時代からの遺跡も残っている。日本の国の成り立ちをうかがわせるそんな歴史のあるまち、佐賀の神埼を訪ねた。

フォト・ジャーナル<“悠久の里” 佐賀・神埼の旅>-倉谷清文第4回

 神埼は由緒ある神社が多くあり、その数にも驚く。その筆頭がここ「櫛田宮(くしだぐう)」。皇室領荘園「神埼荘」の総鎮守として、中央と密接な関係を持った神社で、櫛稲田姫命(クシナダヒメノミコト)、須佐之男命(スサノオノミコト)、日本武命(ヤマトタケルノミコト)を祭神としている。

 今から1930余年前に景行天皇が櫛田宮を創建して以来、災害が多かったこの地も幸福になり、神の幸を受ける地になったことから神幸(かむさち)の里、のちに神埼となったという。博多祇園山笠で有名な福岡の櫛田神社の本宮である。

 参道途中に建つ鳥居は、1602年に建立された石造の鳥居で基部が大きくなる柱と笠木と島木が一体となる肥前地方ならではの特徴を持った鳥居である。見た目の重厚感と趣に、歴史ある神埼のまちに引き込まれていった。

(2017年3月撮影)

最終更新:7/28(金) 16:33
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