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乃木坂46、快進撃を後押しする「女性ファン」の存在

オリコン 4/2(日) 8:10配信

 乃木坂46の17thシングル「インフルエンサー」(3月22日発売)が自己最高となる初週売上87.5万枚を記録し、最新4/3付週間シングルランキング首位を獲得した。2月にデビュー5周年を迎えた彼女たちの勢いは年々増していくばかりだが、その人気を後押ししているのが「女性ファン」の存在だ。

【一覧】乃木坂46のシングル初週売上推移

■女性ファッション誌への起用がターニングポイントに

 アイドル界きっての美少女グループとして12年2月にシングル「ぐるぐるカーテン」(最高2位/初週売上13.6万枚)でデビューした乃木坂46。当時は「全員美女」というその長所が捉えどころのなさに見受けられる場面もあったが、楽曲やダンス等パフォーマンスの魅力が花開いてからは、そのルックスがさらなる武器となった。

 女性人気を押し上げるきっかけのひとつとなったのが、メンバーの女性ファッション誌モデルへの起用だろう。13年3月に白石麻衣が『Ray』(主婦の友社)の専属モデルに起用されたのを機に、齋藤飛鳥(『CUTiE』/宝島社)や西野七瀬(『non-no』/集英社)、松村沙友理(『CanCam』/小学館)など、メンバーが次々と人気誌の専属として活躍するようになり、同年代女性のロールモデルとして今までにないアイドル像を構築。

 今年は、東京・渋谷のファッションビル「SHIBUYA109」をはじめ、国内外の各109施設で開催された17年冬バーゲンの広告塔としても活躍。同企画では、選抜メンバーが「SHIBUYA109」の人気5ブランドとコラボし自らデザインしたファッションアイテムの発売や、“メンバーと一緒に写真が撮れる”プリントシール機などを展開した。

 同年代の女性たちにとって、彼女たちは「身近な憧れ」の存在。その証拠に、先月3月25日に開催された「第24回 東京ガールズコレクション 2017 SPRING/SUMMER」で上記メンバーらがランウェイを歩いた際は、会場中に割れんばかりの女性たちの黄色い歓声が響きわたっていた。

■ソロ写真集は購買者の3割を女性が占めるメンバーも

 そういった、音楽活動以外での出会いをきっかけに、楽曲やパフォーマンス等アイドルとしての魅力を知りファンになる女性は多く、ここ最近は「握手会やコンサート会場でも女性が占める割合が増えていると肌で感じる」(30代女性)、「『東京ガールズコレクション』などの外部イベントでも、乃木坂グッズを身につけた女性をたくさん見かけるようになった」(20代女性)とのファンの声も聞かれる。

 現に写真集の売上にも反映されており、実売16万部超えと売行き好調な白石麻衣の2nd写真集『パスポート』(講談社)は33%、2月に卒業した人気メンバー・橋本奈々未のラスト写真集『2017』(小学館)は28%、『non-no』モデルの西野七瀬の2nd写真集『風を着替えて』(集英社)は27%を女性が占めているというデータもある(紀伊国屋パブライン調べ/3月28日現在)。

 また、メンバーがファッション誌の専属モデルに起用されはじめた頃から、CD売上にもその影響が顕著に現れている。たとえば、白石が『Ray』モデルに起用された13年3月発売の5thシングル「君の名は希望」の初週売上が24.2万枚だったのに対し、その約1年後の14年4月発売の8thシングルでは初週売上45.8万枚と2倍近くアップ。

 その後も、専属モデル起用の増加、キャリアアップとともに11thシングル「命は美しい」(15年3月発売/初週売上50万枚)、13thシングル「今、話したい誰かがいる」(15年10月発売/初週売上62.7万枚)、15thシングル「裸足でSummer」(16年7月発売/初週売上72.8万枚)とぐんぐん売上を伸ばしている。

 同性を味方につけたグループのさらなる飛躍が期待される。

(コンフィデンス 17年3月27日号掲載)

最終更新:4/19(水) 17:45

オリコン