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DeNAの「MERY」が写真をパクり、それを他サイトがパクる。被害は終わっていない

3/31(金) 16:30配信

BuzzFeed Japan

IT大手DeNAが運営する「キュレーションメディア」による著作権問題に終わりが見えない。一度パクられた画像がさらに転載され、拡散先のメディアが何の対応もしない事例があるからだ。【BuzzFeed Japan / 井指啓吾】

DeNAは昨年11月のBuzzFeed Newsの報道をきっかけに10メディアを休止し、12月7日に著作権や健康に関する相談窓口を設置した。調査報告書によれば、著作権に関する相談は84件あったという。

DeNAは現在、画像盗用被害者に対して社内調査の結果とそれに基づく「ご迷惑料」を報告している。しかし、その対応や金額に被害者が納得しているわけではない。

そのうちの1件が、地域情報を発信するサイトを運営しているA氏だ。

BuzzFeed NewsはA氏から連絡を受け、盗用発覚から報告書を受け取るまでの経緯と「ご迷惑料」に関する情報を、DeNA側の見解とあわせて3月18日に報じた。

A氏が盗用された画像は3点で、「Find Travel」「iemo」の記事の5箇所に掲載されていた。それを踏まえてDeNAが提案した「ご迷惑料」は5000円。A氏はその金額に納得していない。

「MERY」はプロの写真を盗用

先述記事の掲載後、BuzzFeed NewsはプロカメラマンのB氏から連絡を受けた。

B氏は、画像投稿サービス「Flickr」にアップロードしていた画像1点を「MERY」に盗用された。

B氏が盗用に気づいたのは2016年12月初旬。

B氏はDeNAに連絡し、担当者と会って話をした。「(DeNA担当者の)反省の態度から同情し、叱咤激励して問題解決の協力もしてきました」とB氏。これまでにDeNAとやり取りしたメールは90通を超える。

しかし、その後のDeNAの対応はB氏の思いを裏切るものだった。

DeNAは全キュレーションサイトを調査し、画像の盗用箇所は「1箇所」とB氏に報告した。だがその後、B氏が自ら調べた結果、さらに2箇所で盗用されていることがわかった。

B氏はDeNAに対して調査方法を尋ねたが断られた。また「記事の投稿者に画像を盗用した経緯を確認してほしい」と頼んだが、相手にされなかったという。

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最終更新:3/31(金) 16:30
BuzzFeed Japan

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